2017年03月24日

シリコンバレーの生態系(1)〜豊富な人材〜

小谷野です。

米国カリフォルニア州のシリコンバレーを訪れました。世界をリード(支配)する新しい先端技術企業が、次々と産声をあげる有名な場所です。

名前の由来は半導体の主原料のシリコンの渓谷(Valley)と呼んだことから始まったようです。
また、シリコンバレーという明確な街があるわけではありません。
サンフランシスコから車で約1時間南下した地域を言いますが、最近は拡大されて、サンフランシスコまで含めて呼んでいる場合もあるようです。

アップル、グーグル、フェイスブック、ヤフー、アドビシステム、イーベイ、インテル、・・・先端技術の企業が本社を置いています。
このシリコンバレーにある世界のトップスクール、スタンフォード大学の教授から話を聞く機会に恵まれました。シリコンバレーの生態系についてです。

・豊富な人材
 世界から優秀な人材が集まっています。母国のトップスクールを卒業した後、
 起業のためシリコンバレーに来ている人も多いようです。
 インド、中国を筆頭に人種のルツボと言ってよいでしょう。

トランプ政権が掲げる移民政策により、シリコンバレーは大きな打撃を受けます。
シリコンバレーの多くの企業が、トランプ政権に早い時期からノーを明確に主張しています。
その報復として、サンフラシスコからシリコンバレーへの鉄道建設の連邦予算が、トランプ氏の大統領就任直後に停止されたそうです。この鉄道建設は周辺住民の長年の切望であったそうです。

余談になりますが、自動車配車のウーバー・テクノロジーは、トランプ政策支持を訴えたと同時に、数万人のユーザー会員から解約されたそうです。

そういえば、アップルの創業者スティーブ・ジョブスの父はシリアからの留学生でしたね。
・・・つづく

〜 東京渋谷のビットバレーも負けるな 小谷野でした 〜

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急ピッチで進む新アップル本社建設 2017年4月から6ヶ月かけて1万2千人の社員が引っ越すそうです。東京ドーム6個分の新社屋は、地元では宇宙船と呼ばれています。
posted by 小谷野幹雄 at 14:45| 2017年

2017年03月16日

マナーとルール〜廣野ゴルフ倶楽部〜

小谷野です。

廣野ゴルフ倶楽部(*)を訪れる機会に恵まれました。
どのプレーヤーもマナーやルールを守り、人を気遣う姿勢があり、キャディさんの教育レベルも高く、快適な1日でした。

ところで、マナーとルールの違いとして、ルール違反には罰があるが、マナー違反には罰がないといいます。
罰はなくても、マナーは相手を不愉快にさせないコミュニケーションの一つとして重要です。

ビジネスマナー違反は日常的によく見かけます。

・出社時に挨拶しない(独り言のように小さい声の)人
・タクシーに真っ先に乗り込む若い人
・話が、報告なのか相談なのか、最後まで分からない人
・当社(社内)、弊社(外部)、御社(口語)、貴社(文章)の使い方を間違える人
・郵送物の御中(部署)と様(個人)の区別がつかない人
・電話呼び出し音を何度も放置しているにも拘わらず、大変お待たせしましたも言わず、「はい」と受話器を
 とる人・・・

気にし始めるとこうるさい舅(しゅうと)状態になってしまいます。
一方、ルール破りは人への迷惑どころか、人を傷つける事件、事故まで起こしてしまいます。

(*)世界ゴルフ場ランキングで上位にある日本のゴルフ場

〜 脱いだ靴は揃えて、と叱られる 小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 16:59| 2017年

2017年03月09日

AI(人工知能)の恐怖〜飽きない、疲れない、諦めない〜

小谷野です。

将棋界で対局中にAI(ソフト)使用を巡ってスキャンダルがありました。
囲碁の世界では世界チャンピオンがAIに負けるニュースもありました。
天文学的に局面数が多い囲碁でAIが勝つのはまだ遠い将来とされてきました。

専門家によると、AI(人工知能)の研究は、データベースの解析、迷惑メールの判断、音声認識等々の機械学習(Machine Learning)から、神経科学を取り入れた人間の脳機能と同じレベルの深層学習(Deep Learning)が
できるステージにあるそうです。

AIは人間と違い、学習を始めても、飽きたり、疲れたり、諦めたりしません。
人間だと何十年もかかる学習を短期間に習得してしまうそうです。
最近のメディアで、AIによって無くなる職業ランキングもよく目にしますね。
AI(ロボット)が人類を支配する未来映画がありましたが、もう絵空事ではないようです。

将来、家電店に行くと、売り場に並んでいる商品は各種ロボット、接客する店員もロボット、という時代がくるかも知れません。

〜 キカイダー(*)になりたかった 小谷野でした 〜


*昭和40年代に一世を風靡した石ノ森章太郎原作「人造人間キカイダー」で、
半分機械・半分人間の主人公が活躍する。

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posted by 小谷野幹雄 at 18:12| 2017年

2017年03月02日

多様性は強み〜アカデミー賞授賞式〜

小谷野です。

今週アカデミー賞が発表になりました。
授賞式は、反トランプ大統領のメッセージが多く異様な雰囲気だったようです。

ハリウッドは世界中から一旗あげようと、移民などの多種多様な人たちが
集まっているので、排他的な政策には反旗のテンションが上がるようです。

事前の映画評論家の間では、作品賞は「ラ・ラ・ランド」が当確でしたが、
大統領に抗議の意味があるのか(???)、差別問題を取り上げた
「ムーンライト」の受賞に決まりました。

ところで、「多様性 diversity」は間違いなくアメリカ国家の強みであり、
ハリウッドでは世界を魅了する映画が生まれる源泉です。

経営の世界でも人材の多様性は強い企業の特徴になっています。
経営学の世界では2つの多様性が議論されます。

・タスク型多様性(Task Diversity):能力、経験などの人材の多様性

・デモグラフィー型多様性(Demographic Diversity):
 人種、宗教、国籍、性別、年齢など明らかに分かる人材の属性

同じ生活環境、同じ教育環境で育った同質の人材だけでは
企業内にイノベーションは生まれにくいでしょう。
しかし、ここで留意すべきは、理念が共有できている人材の多様性です。
いろんな人がいるだけの、バラバラ組織もたまに見かけます。

〜 通うお店にも多様性 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 17:57| 2017年

2017年02月23日

心に残る演説者〜話し方の特徴〜

小谷野です。

大衆の心を掴み、人を動かすといわれる人の話し方の特徴です。
演説の原稿文面よりも話し方のほうが重要とよく言われます。

・力強い
 自信に溢れた力強い話し方に、人は惹かれるようです。
 声量が必要で、穏やかな話し方だけでは印象が薄れるようです。

・間のとり方がうまい
 一般的な講演会でも重要ですが、伝えたいメッセージの前後、
 話が転換するするところで間をいれると聴衆の記憶に残りやすくなります。
 立板に水で話す営業マンの言葉が記憶に残らないと同じです。
 
・声の強弱を使い分ける
 力強い声を続けるのではなく、時折、静かな声質の良い話し方を交えている。
 間と同じように印象に残りやすい。

・繰り返されるキャッチフレーズがある
 Buy American, Hire American、CHANGE、都民ファースト、構造改革・・・

・敵を作る
 不法移民、テロ、自民党都連、・・・自分への抵抗勢力を定義し、
 戦う姿勢を見せると大衆の応援を得やすい。

・聴衆を凝視する
 下を向いて原稿を読んでいる人に魅力は感じません。
 記者会見でネガティブな質問をする記者に対しても、相手から目をそらさない
 スピーカーには強さを感じます。

・ジェスチャー
 体の動きも大きいと、印象に残ります。

〜 あなた、もっと穏やかに話して! 小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 18:39| 2017年

2017年02月16日

船頭多くして船山に登る〜お山の大将ひとり〜

小谷野です。

船頭多くして・・・の意味は、指図する人が多く、方針の統一を諮ることができずに
物事が見当違いの方向に進んでしまうことを言います。

最近遭遇したケースから、

・ベンチャー企業の創業メンバー3名で(ほぼ)均等出資したケース。
 実質的なリーダーは一人で、銀行の借入保証もその代表者一人が
 行っていましたが、他の2人と意見対立して取締役会で社長解任、
 株主総会で取締役も解任され、会社借入の個人債務保証は残りました。

・大企業が3分の1ずつ出資して設立した会社
 意志決定に時間がかかるので臨機応変の対応ができずに失敗したケース。
 当該事業が安定的かつ順風の環境ならば問題が無かったのでしょう。

・同規模の専門家3名が意気投合して、新たな統合組織をスタートさせたが、
 あえなく空中分解して元の3つの組織に戻ったケース。
 3人寄れば文殊の知恵を実践して欲しかった事例です。

・会社の相続で、2人の兄弟が株式を50%ずつ引き継いだケース。
 喧嘩を始めた兄弟により、会社が何も決められず、
 株主総会決議無効の訴えを双方繰り返し、会社が倒産した事例です。

ガバナンス理論ではタブーの言葉ですが、「ワンマン」、
「お山の大将ひとり」が必要と感じた事例でした。

ところで、芸能人の離婚記者会見で、気の強そうな女優さんが、
離婚理由として「家に船頭は2人はいらない」とコメントしていました。

〜 我が家の船頭はもちろん妻1人 小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 17:47| 2017年

2017年02月10日

白河城〜日本の名城訪問〜

小谷野です。

日本各地のお城を訪れるのが好きです。
財団法人日本城郭協会が指定した日本100名城のひとつでもある「白河小峰城」(福島県白河市)を訪問しました。東日本大震災で壊れた石垣の復旧工事が未だに続いていました。

お城の実質的な天守閣である三重櫓は、1991年に木造で見事に復元されています。
数ある復元天守の中で、木造での復元は5城のみです。
城主は、結城、蒲生、上杉、丹羽永重、松平・・・21代の交代がありました。

このお城の歴史で注目すべきは明治維新です。
白河城は1868年戊辰戦争で、奥羽越列藩同盟軍と新政府軍の激しい攻防の舞台となりました。
新政府軍に落城させられた後、兵の数で大きく勝る幕府軍、会津松平容保ほか奥羽列藩同盟軍が奪還することができず、列藩同盟崩壊、新政府の東北平定を決定づける激戦がこの白河城を巡って行われました。

〜 私の部屋(城)は、家族に落城 小谷野でした 〜



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posted by 小谷野幹雄 at 17:29| 2017年

2017年02月02日

好きこそ物の上手なれ〜女子プロボウラーを呼んで〜

小谷野です。

ある会で、健康増進のためボ−リングをプロと一緒にする企画がありました。
ボウリングと言えば中山律子、須田開代子全盛の1970年代始めの大ブームを思い出します。

当時のプレイの待ち時間は3時間以上でした。
今回の企画に参加して頂いたプロボウラーは、見かけはどこにでもいる若い女性達で、子供達に人気のPリーガー(Pretty, Performance,Passion,Power, Perfect)もいました。

しかし、ボウリングの話になると目の輝きが違いました。大好きなのですね。
さらに、ボウリングのユニフォームでレーンに立つと、別人と思えるほど輝いていました。
変貌、豹変などの言葉が浮かぶ印象の変化でした。
好きな物事には積極的に取り組み、努力が苦ではないので自然に早く上達するという、
お手本を見ているようでした。

ところで、ボウリングのプロ試験は想像以上に厳しいようです。
第1次試験突破には、4日間で48ゲームを消化し、平均190点以上が条件のようです。
(男子は60ゲームを消化し、平均200点以上)
さらに2次の実技試験、3次の筆記・面談試験と続き、狭き門のようです。

〜 ガター溝を埋めたい 小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 15:44| 2017年

2017年01月27日

漢字の役割〜同音異義語が多い日本語〜

小谷野です。
最近、漢字が読めない、漢字の読み間違いを頻発しました。

<料亭のコースメニューを見て>
・河豚(フグ)をカッパ(河童)と読んで笑いを誘い、
・蒟蒻(コンニャク)をブドウ(葡萄)と読んで、老眼のせいと言い訳し、
・蕎麦(ソバ)をワラ(藁)ムギなどと読んで、顰蹙を買い、
・無花果(イチジク)は読めずに、無言で冷や汗。

明治時代における日本語統一改革では、漢字の廃止も真剣に議論されたようです。
日本で階級社会が崩壊する過程では、日本語の統一は明治政府が直面した重要な政治課題でした。
公家言葉、武士言葉、町人言葉、農民言葉、さらに地域特有の言葉が入り交じり、日本人同士のコミュニケーションが困難だったようです。
そこで江戸言葉を中心に標準語が形成されたようです。
漢字を廃止して、ひらがな・カタカナ、ローマ字表記なども真剣に議論されたようです。

しかし、同音異義語(ex.こうせい:公正、更正、校正、厚生、後世、攻勢)が多い日本語では、ひらがな・カタカナだけの表記では非常に読みにくく、漢字が存続となったようです。

恥の上塗りですが、ゴルフ場のスタートコースの案内で、楓(かえで)コースをけやき(欅)コースからスタートですとアナウンスしてしましました。

〜 「御前の名前が読めない、と言われる」、小谷野(こやの)でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 09:03| 2017年

2017年01月19日

思考停止の返事〜昔からです〜

小谷野です。

ある社長には、従業員の返事で危機感が募る言葉があるそうです。

「昔からです」
「従来からです」
「私が担当する前からです」
「かなり前から行われています」
「気づいたときにはこうなっていました」

この社長さんは、このやり方に違法性はないのか、倫理上の問題は無いのか、
もっと良い方法があるのでないか等々、重大な懸念をもって質問をする場合が多いそうです。

優秀な従業員さんは、過去の経緯よりも、現状での合理性を検証して報告してくれるそうです。

確かに、「昔からです」は思考が停止した返答ですから、飲み屋での会話ではよいですが、ビジネスの現場では不適切ですね。

企業存続に関わる不祥事は、突発・単発的なものよりも、長年企業内で疑問を持たれずに繰り返されてきた事がある時、大きな問題になったケースが多いと感じます。

〜 僕の小遣いは?「従来通り!」 小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 18:23| 2017年