2015年10月29日

神々の国〜熊野訪問〜

小谷野です。

和歌山県の熊野三山に行ってきました。
三山とは本宮、那智、速玉大社で、熊野古道等と2004年に世界遺産に指定されました。

名古屋から4時間の電車移動ですが、今風にいえばパワースポットです。
また人気の那智大滝も遺産指定されており、一段の滝としては落差日本一で、華厳、袋田と並んで日本三大名瀑といわれています。個人的には45年ぶりの再会でした。

この熊野周辺は自然崇拝の地として歴史は古く、後白河院が34回も参詣した話は有名です。
千葉県房総半島の勝浦、白浜といった地名も、この紀伊半島の勝浦、白浜が起源とされています。

ところで、訪問者の参拝儀式「二礼二拍手一礼(出雲大社では四拍手)」をじっと見ていた同行社長の言葉です。

「日本の伝統的な多神教では、教祖、宣教師、教典がない場合が多いね。
だから狂信的、熱狂的、迷信的な儀礼・儀式の束縛も少ない。
この緩やかな信仰スタイルは日本の経済発展にも大きく寄与したと思う。」

経営者が「神の声」が聞こえて正しい道に導かれたという話も聞きます。
「お客様の声は神の声だ」や「現場の神の声を聞け」、などとマネジメント層もよく「神」を使っていますね。
〜 うちの「かみ(さん)の声」も絶対です。小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 11:53| 2015年

2015年10月22日

凡事徹底〜当たり前をやり続けるのが難しい〜

小谷野です。

私どもの組織は、国際規格として品質に関わるISO9001と情報管理にかかるISO27001の2つを取得しています。

先週は、品質マネジメントISO9001の継続審査がありました。
結果は勿論合格ですが、毎度のことですが、ルールの周知不足による原始的な指摘事項(observation)があり、「梵事徹底」の難しさをあらためて感じました。

当たり前のルールに従って、業務をやり続けることの難しさです。
管理職からは、これだけ社内への情報発信、研修をしても周知ができていないことにボヤキが生じます。

ある方針やルールを周知するのには、一度や二度の伝達での周知は不可能であり、繰り返しの発信で「くどい」、と苦情が出るくらいがよい塩梅のようです。

〜 あなた、脱いだ靴は揃えて、当たり前でしょ 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 18:04| 2015年

2015年10月15日

インバウンドへの温度差〜訪日外国人数は歴史的〜

小谷野です。

最近街で見かけること。繁華街に大型バスが溢れていること。
大阪ではバスの2縦列駐車も見かけました。
最近苦労すること。出張するのにホテルの予約ができないこと。
お店で日本語が不自由な店員さんによくあたること。

訪日外国人の数は、本2015年は1600万人を超えると予想され(3年前の2倍)、さらに東京オリンピックまでは増え続け年間3000万人を超えると言われています。

私は流通業の役員を拝命していますが、店舗によっては、外国人観光客向け売上の占める割合が、20%を超える状況になってきました。なお年率30%以上の伸びを続け、歴史的な数値を記録し続けています。

多くの企業はこのインバウンド需要に対応すべく、積極的に大型投資を行っています。
また、我が国の外国人受け入れのためのインフラ整備は周回遅れですが、このねじれをビジネスチャンスとして新規事業を立ち上げる起業家も多くいます。

その一方で、積極的に対応しない社長さんのコメントです。
「東京オリンピックのあとのリバウンドは大きいに決まっているだろ。領土などの政治問題が燃え上がったら、インバウンド需要などぱったり止まるのだから、おっかなくて投資などできるかい。」

〜 あなた、インバンドってどんなグループ? 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 17:09| 2015年

2015年10月08日

ランキングの矛盾〜集計基準は無数〜

小谷野です。

日本人として落胆と発憤の1週間です。
先週は、英国教育専門誌Times Higher Educationにおいて世界大学ランキングが発表されました。
東京大学が23位から42位と大きく順位を下げ、アジア諸国の中でもシンガポールや中国の大学にも抜かれて、アジア首位から転落というショッキングな結果でした。

しかし今週はノーベル賞の生理医学、物理学と日本人受賞者が相次ぎ、大和魂が高揚しています。

ところで、ランキングは誤解を招くものも少なくありません。
命にかかわるものでいうと、病院ランキングは、手術数や症例数の多さが順位の根拠となっているものが多く、重要な術後の生存率(非公表)等は根拠となっていません。
術後患者の死亡率が異常に高い問題病院が、手術の数が多いという理由で上位にランキングされたりします。

経営の観点では、「ランキング」見出しは、雑誌部数を増やす、TV視聴率を上げる等商品の販売促進に重要なマーケティングのキーワードですが、統計方法は無数にあるので、受け取る側はその基準の理解が重要です。

〜 美女ランキング1位の妻(我が家の) 小谷野でした 〜



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posted by 小谷野幹雄 at 10:23| 2015年

2015年10月01日

説明責任(Accountability)〜活字の有無〜

小谷野です。

最近、アカンタビリティのトラブルをよく見ます。
Accountabilityといっても会計のことではなく、説明責任のことです。

どのような業界でも、顧客に製品・商品・サービスに関する重要事項の説明は必ず行います。
しかし、顧客から、説明を受けていないと言われるトラブルが多いのです。
書面やメールなど活字で残っていても、説明を受けてないとクレームになるのですから、口頭のみの重要事項説明は大きな問題を発生させます。
また、あまりにも当たり前のことと思い説明しなかったというケースもあります。
所属する業界では当たり前の常識が、他業界ではそうでないことがしばしばあります。

フォルクスワーゲンの排ガス規制不正問題で、不正プログラムは自動車機器メーカーのボッシュという会社が作っていました。
しかし、同社は納品の際に、当該プログラムは社内試験用で、正規の排ガス規制試験で使えば不法行為になるとの警告書を添付したそうです。
この警告書面の存在はボッシュ社の責任軽減に少なからず貢献すると思われます。

〜 あなた、そんなの聞いてないわよ?!小谷野でした 〜



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posted by 小谷野幹雄 at 16:03| 2015年