2015年11月26日

敵を欺くにはまずは味方から〜神霊矢口渡〜

小谷野です。

国立劇場に足を運びました。東京西ロータリーでご一緒させて頂いている中村芝雀(京屋、来春五代目雀右衛門を襲名)さんを応援するためでした。

演目は、南北朝を背景にした平賀源内の作品「神霊矢口渡」、通し上演は100年ぶりとのことでした。

超美男である新田義興の弟に一目惚れして命までも捧げてしまう、けなげな若き娘役を芝雀さんが見事に演じていました。

主君を裏切り寝返っていた家臣(中村吉右衛門)が、実は大変な忠義者であり、主君の子の命を守るために我が子の首を身代わりで切っていたのでした。
「敵を欺くにはまずは味方から」、この言葉が頭をよぎりました。

現代でいう情報管理の徹底の仕方の教訓と捉えられます。
誰かに話せば、必ず情報は広く伝わってしまうのが常であるので、時がくるまで、社員、知人、身内にも言わず、時には墓まで持って行かなければならない情報もあります。

〜 「あなた、どこにいってきたの? 別に・・・」小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 14:24| 2015年

2015年11月19日

結果ではなく、原因で考える(ベン・ホーガン)〜のびようゴルフコンペ報告〜

小谷野です。昨日の第88回のびよう会は、いつもの勉強会とは異なりゴルフコンペでした。
開催したグレートアイランド倶楽部では、その3日前の伊藤園レディストーナメントで、イ・ボミ選手が優勝し、LPGAツアー史上初めて賞金総額2億円突破で賞金女王が確定した場所でした。

トーナメント仕様のバックティーでコンペは開催しましたが、 ルールは上限無しの新ペリア方式ですから、70台プレイも複数人いらっしゃいましたが、皆さんに平等に賞品が当たったのでないかと思います。
協賛していただいた企業の方々に心より御礼申し上げます。

ところで、ゴルフの格言は、経営の格言と似ていると感じるのは私だけでしょうか。

「過ぎた失敗を忘れ、目の前の1打に集中」
「人を驚かす素晴らしいショットではなく、ミスを一つ一つ着実に減らしていく」
「困難と心理的なプレッシャーに耐え抜く気力がなければ勝者となれない」

友人から、こんなのもあるよと言われました。
ハンディ30以上の人は、ゴルフをおろそかにする。
ハンディ20以下の人は家庭をおろそかにする。
ハンディ10以下の人は仕事をおろそかにする。

〜 ハンディ取得はしない 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 15:35| 2015年

2015年11月12日

ノーベル経済学賞〜貧困、健康、消費〜

小谷野です。

2015年ノーベル経済学賞受賞のアンガス・ディートンの『大脱出 健康、お金 格差の起源』(みすず書房)を(ななめ)読みました。

ノーベル経済学賞といえば、金融工学など先進国の市場研究や政策にかかる内容が多いのですが、アンガス教授は、先進国のみでなく途上国など貧困国にも大きな焦点を当て、富と健康、福祉、消費などの研究を行っています。

増税の所得層別へのインパクトなど実際の経済政策立案にも有効であったとされています。
所得水準は一定額を超えると幸福の度合いが小さくなるなど、興味深い研究にあふれていました。

ところで、日本人がノーベル経済学賞を受賞することは、難しいといわれます。
理由は、日本には完全な自由競争の市場が少なく、研究に必要な統計データを身近に取ることが難しいこと、政治の中に経済学者が少なく、政策として実践する場が少ないことが指摘されています。

大学関係の知人によれば、世界銀行など国際機関のプロジェクトに日本人経済学者の参画が増えれば研究の幅が広がり受賞のチャンスも増えるだろうとのことです。

〜 「夫の言動と妻の幸福度も研究して!」小谷野でした 〜


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(出典:「大脱出 健康、お金 格差の起源」みすず書房)
posted by 小谷野幹雄 at 14:49| 2015年

2015年11月05日

VW(Vision & Hard Work)〜ノーベル賞学者の座右の銘〜

小谷野です。

京都大学iPS細胞研究所の山中 伸弥所長の話を聞きました。
10年前にTLO(大学技術の民間移転)の件で当事務所に相談に来られたときとは比較にならない程の時の人であり、ドッグイヤーを駆け抜けている最中でした。

iPS細胞の基本特許はあっても、米国のベンチャー等に応用面の特許を取得されると、薬がとてつもなく高くなり大衆の手が届かなくなる可能性があるので、様々な治療の応用分野においても特許を取るために研究員は疾走しているそうです。

ところで、山中教授の座右の銘は、米国留学中の恩師の言葉「VW」だそうです。
最近排ガス不正で話題になっている自動車メーカーのことではありません。
「Vision & Hard Work」しっかりとしたビジョンを持ち、猛烈に働くことをいいます。
山中教授も時々Visionから離れた判断を行いそうになるといいます。
例えば、お金をより多く集めるためには、マスコミ受けをよくするには、等々・・
今は「多くの難病の人を救うため」というビジョンに立ち返り、すべての判断を行うことを心がけているそうです。

民間企業でも同じで、ビジョンから離れた経営判断はその後大きなゆがみを生み出します。

〜 ゴルフの再生治療が必要な、小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 18:40| 2015年