2015年12月24日

名コーチが組織を動かす〜エディー・ジョーンズ〜

小谷野です。

2015年はラグビーブームとなりました。ラグビー発祥の地、英国で開催されたラグビー・ワールドカップでの日本選手の活躍が引き金になったのは間違いないでしょう。
特に南アフリカ戦は、世界中のファンがネット投票で選んだ「BEST MATCH MOMENT」に選ばれました。日本の勝利は、世界を驚かせたようです。

代表選手がメディアで脚光を浴びていますが、最大の功労者は日本代表ヘッドコーチのエディ・ジョーンズでしょう。
彼の思想と戦略は、優秀な企業経営者が持っているものと酷似しています。
彼の言葉を少し引用してみます。

「まず考えるのはスケジュールでなく、チームをどこに連れて行きたいのか、目的地である。」

「2ヶ月ごとの目標をたて、定期的にレビューする。(経営学でいうPDCAですね)」

「できない理由を探すよりも、何ができるのかを考えるべきである。日本が敗戦から世界第2位の経済を作り上げた時のようにね。」

「問題は多く、全ては解決できない。優先順位を間違えることが致命的である。」

 ・・・(ベースボールマガジン社 「エディー・ジョーンズの言葉」)

ところで、エディーは、イングランド代表のヘッドコーチに就任しました。
プロリーグがあるイングランドでの外国人ヘッドコーチ就任は現地でも物議をかもしたようですが、日本で見せたマネジメント能力を高く評価されたようです。契約は2019年日本でのワールドカップまでのようです。

〜 我が家のヘッドコーチには絶対服従 小谷野でした 〜



20151224ブログ.jpg
posted by 小谷野幹雄 at 15:02| 2015年

2015年12月17日

ストレス・プレッシャー〜塩梅が重要〜

小谷野です。

2015年12月からストレスチェックが義務づけられました。
精神疾患の患者は300万人以上もいるそうです。
中でもうつ病、認知症の増加が著しいようです。

あるベンチャー企業は、厚生労働省が公表しているストレスチェックマニュアルでは、正確な従業員のメンタル状況を把握できないという理由で、新しいシステムを開発しました。
声の定期分析により、精神疾患やうつの兆候を早期に把握できるそうです。
一度発症すると1年以上戦力復帰が難しいといわれる精神疾患の予防ができれば、企業が得る経済的利益は莫大でしょう。

ところで、経営の観点からストレス・フリーは理想なのでしょうか。
最近話題のスタンフォード大学の心理学教授は、ストレスは脳に闘争・挑戦・絆反応を起こし、人に強さを与える源と説いています。

たしかに、ストレス、プレッシャーが無ければ社会人として成長しません。
人使いの上手なある社長さんの話です。
「営業の目標(ノルマ)は、一所懸命にやって少し届かないところに設定するのが重要」との事でした。
普通の発想、行動では達成できないので、ストレスやプレッシャーの中で色々考えることで社員は成長し、達成感も大きいようです。
しかし、女工哀史の世界では問題ですから、塩梅が重要ということでしょうか。

〜 家内プレッシャーで成長した 小谷野でした 〜


20151217.jpg
20151217ブログ2.jpg
posted by 小谷野幹雄 at 15:13| 2015年

2015年12月10日

真の日本ワイン〜スロービジネスが支える〜

小谷野です。

12月ののびよう会では、望年会イベントとして、真の日本ワインを取り上げました。
エリート金融マンの道から、新潟で大好きなワイン作りに身を転じた、フェルミエワイン主宰、本多孝さんを講師にお迎えしました。

国内のワイン市場では、その30%が国産ワインといわれていますが、国産とはいえ、輸入原液などをボトリングしているだけだったりします。

日本の畑でぶどうを栽培し醸造した真の日本ワインは国内市場の僅か6%しかありません。この真の日本ワインへ挑む人たちがTVでよく取り上げられますが、本多さんもその一人です。

平成30年10月30日から果実酒等の製法品質基準が変わります(H27.10.30国税庁告示)。
上述の真の日本ワインのみが「日本ワイン」と表示できるようになります。
多くの輸入原料を使ったワインは日本ワインといえなくなるのです。
無形文化遺産の和食とあいまって「日本ワイン」のブランディングが強化されるでしょう。

ところで、昨今の経営では常に、スピード・スピード、拡大・拡大と叫ばれますが、その対極にあるのがワイン事業です。
苗を植えても1-2年で回収できるわけではなく長期の事業計画、資金計画が必要です。急速な拡大も、よい物づくりには決してプラスにならないようです。

栽培・醸造家は100年先まで考えて行動しているそうです。
確かにワインはビンテージという時間軸を楽しめます。
ビールや日本酒では何年ものとは言いません。

〜飲んでいるときは飲み足りなく、飲み終わるといつも飲み過ぎ 小谷野でした〜

20151210ブログ.jpg
posted by 小谷野幹雄 at 14:11| 2015年

2015年12月03日

スカイマーク会長の話〜ついていないと感じる人〜

小谷野です。

ビジネススクールの同窓である佐山展生さんの話を聞きました。
彼は現在、会社を取得して価値を上げて売却する、いわゆるバイアウト事業を行っています。
本年、スカイマークへ過半出資して再建に乗り出しました。
サヴィアン(M&A助言会社)時代に阪神と阪急を統合して以来のメディア露出でした。

ドラマチックに二転三転したスポンサー就任までの話や、スカイマークがどれだけ低運賃かの話は別の機会にして、彼が持っている人生や経営の格言の一部を紹介します。

・「枝葉の前に本質をつかむ」
 最初から細かいことを気にするな。

・「トンネルと洞窟は違う」
 トンネルは出口があるが洞窟は出口がないことが多い。その見極めが重要

この二つは、企業価値を上げるバイアウト事業では重要な感性です。

・「受動的能力」と「能動的能力」
 大学受験までは、決められたことを決められた時間内できる「受動的能力」が試され、社会に出てからは、
 自分で問題を見つけ解決する「能動的能力」が試される。

・「ついていると言う人と、ついていないと言う人」
 「ついている」と言う人は、難しいことに挑戦して、できないかも知れないと思ったが達成したので幸運
 (つき)を実感する。
 「ついていない」と言う人
 難しいことに挑戦していないので、できて当たり前ができないので不運を実感する。

〜 ツイテル・ツイテルと口癖にしている(脳天気な)小谷野でした 〜


20151203ブログ.jpg
posted by 小谷野幹雄 at 11:39| 2015年