2016年02月25日

2000万人の爆買い〜口コミの力〜

小谷野です。

観光庁の速報値によると、2015年、訪日外国人の数は1974万人、買物額は約3兆5000億円だそうです。
そのうち中国人が500万人で1兆4200億円の買い物、いわゆる爆買いをしたようです。

マイツグループ(中国事業支援で著名)から中国人爆買い事情についての話を聞きました。
流通業における店舗作りよりも、ネットの力が圧倒的に大きいようです。

・訪日中国人の買い物リストは日本に来る前に既にできている
 プロモーションは、ネットによる事前の仕掛けが必要

・中国人は製商品を自分で比較検討せず、口コミで決定する
 ブロガーなどのネットの影響力が大きい

・在日中国人65万人のうち、主婦層の口コミ発信力が大きい

・ネーミング(ニックネーム)も重要
 神、白、健康・・・色も金色が好き。

・日本の購買エリアは地方都市にも 
 爆買いエリアは東京では銀座と新宿、今後は地方都市にも広がる

・中国経済は鈍化しても爆買いは続く
 鈍化と言っても高い成長率であり個人所得水準の改善から観光旅行する人口は当面増え続ける 

・リピーターが多くなり、単価は下がる可能性がある

ところで、カリスマ・ブロガーにお金を渡して製品評価を書いてもらう、やらせレビューはネット炎上をまねき、企業イメージを損なった事件もあったので、プロモーションの方法に注意が必要ですね。

攻めではなく、守りのネット戦略では、不当な企業・製商品評価、根拠のないランキング、事実無根の書き込みなど、ORM(オンライン・レピュテーション・マネジメント)が欠かせなくなっているようです。

〜 いつも爆笑、爆睡の小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 17:25| 2016年

2016年02月18日

息は「おのずのこころ」〜深掘圭一郎氏を迎えて〜

小谷野です。

プロゴルファーの深掘圭一郎さんを囲む機会がありました。
日本オープン始めツアー8勝、最近はアマチュア・レッスンでも活躍しています。

彼の話によれば、日本のプロゴルファーの技術レベルは30年前とは比較にならないほど向上しているそうです。
これは道具の進化に加えて、ジュニアの個別の指導体制が確立され、いかに自分が強くなるかの教育が集中的かつ効率的に行われているからだそうです。

しかし一方で、勝つ教育に偏重しているので、若手選手の社会性レベルは驚くほど低くなっているそうです。
いわゆる体育会系の文化が通じないようです。周囲への挨拶はしない子が多く、先輩を君(くん)付けで呼ぶなど、社会性の低さはコミュニケーションに良く現れるそうです。
全く悪気が無いので指導方法に悩むそうです。
人材も専門性が高まってくると社会性が低まるという、ビジネスの世界でもよく見る現象ですね。

ところで、ゴルフスイング技術の話は、アドレス、トップ、フィニッシュのみ意識すれば良いとのシンプル講座でした。

心に残ったのは、リズム・調子が狂ってきたときは「息」で整えるそうです。
「息」は文字通り「おのずのこころ」であり、全ての基本と捉えているとのことでした。

確かに、息が合う、息が長い、息が掛かる、息を呑むなど、心の動きに関する言葉が多いですね。

〜 パット好調が虫の息、小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 15:21| 2016年

2016年02月10日

非言語コミュニケーションの重要性〜国家試験委員を終えて〜

小谷野です。

国家試験委員を務めました。試験委員の最中は公務員だそうです。
試験は、設例を読んだ受験生に面談官として質問をしていく形式ですが、気になったのは、非言語のコミュニケーション能力です。

相手に信頼感をあたえるコミュニケーション能力は採点の対象になっています。
終始眉間にしわを寄せて、アイコンタクトも無く、下を向いて、低い声でぼそぼそと発言しても相手に信頼感を与えるのは難しいでしょう。

顔の表情、アイコンタクト、身振り、手振り、髪型、服装など、いわゆる非言語コミュニケーションは、日本人には苦手な分野と言われています。
眼をつり上げて「馬鹿」というのと、笑顔で「馬鹿」というのでは、相手に伝わるものは全く異なるでしょう。

〜 あなた、人の顔を見て話しなさい!? 小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 14:51| 2016年

2016年02月04日

マイナス金利の衝撃〜異常は長く続くのか〜

小谷野です。

日銀のマイナス金利政策が波紋を呼んでいます。
1億円1年預けても数百円の金利だそうです。
まだ、金利があれば良いほうで、法人の普通預金からは金利(手数料)を逆に徴収することが検討され始めました。

さらに、個人向け長期国債の販売が中止となりました。
現状で販売するには個人投資家が政府に金利を払って国債を保有することになるからです。もはや資金運用ではありません。

平成時代の初め、証券マンであった私は、学校で習ったことのないマイナス金利に直面しました。
円高が急激に進んでいた時期に、デリバティブ(為替予約)を使うと実質マイナス金利で資金調達ができる時代があったのです。

外貨建債券を発行して、為替予約をすると為替差益を入れた実質金利がマイナスで確定できたのです。しかし、異常なことは長く続きません。
マイナス金利を謳歌しようと競って起債した多くの企業はその後、バブル崩壊もあり、元本返済で苦境に立たされました。

ところで、このような金融情勢ですから、収益不動産への投資が脚光を浴びています。
都心の優良収益物件は利回りが3%まで落ちていますが、相続対策に加えて、借入金利の異常な低水準から、投資意欲は落ちていません。
ボラティリティ(価格変動リスク)も有価証券と比べると小さいのが魅力だそうです。不動産市況はリーマンショックで3割下落し、現在はリーマンショックの前まで回復したというところでしょう。

〜 ある社長からの質問、マイナスの給与はないのか?!小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 16:50| 2016年