2016年06月23日

統計のウソ〜真実はどこに〜

小谷野です。

参議院選挙が始まりました。
与党の政策パンフレットには、給与は3年連続で2%賃上げ、今世紀最も高い水準の賃上げを3年連続で実現した、とあります。

一方、野党のパンフレットには、実質賃金は下がっており、与党の経済政策は失敗したと記載があります。

米国作家ダレル・ハフ氏の『統計でウソをつく法』(BLUE BAKS)を久しぶりに手にしました。
統計は、誰がそういっているのか、複数ある調査方法の中でどの方法を採用したか、本来集計すべきデータを除外するなどで、真逆の結果にもなることを、半世紀以上前の本は警鐘しています。
真実の数値の集計でも、集計方法によって実態と離れたメッセージになるようです。
TV通販では、たくさん統計数値が出てきますね。96%の人が満足、99%の人に結果が出ました・・・。

〜 今日は一度も飲みに行っていない 小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 11:35| 2016年

2016年06月16日

承継のお手本〜親子濃密の歌舞伎界〜

小谷野です。

市川右近(*)さんの長男、武田タケル君6歳の初舞台を応援するために、
歌舞伎座に行ってきました。初役は、「碇知盛(いかりとももり)」の安徳天皇でした。

ところで、父と息子(女子は歌舞伎役者になれない)の関係の濃さは、歌舞伎界が随一でしょう。
父が師匠であり、先輩で有り、毎日が歌舞伎づけです。
親子承継に最も時間をかける業界といってよいでしょう。

経営の世界では、父と子供が接する時間は短いようです。
父の成功や失敗の経験を共有している子供は少なく、父を支えている人的関係も、父の葬儀の来訪者を見て初めて知る場合も少なくありません。

事業が多忙だった、夜や土日の接待が多い業種だった、リーダーシップが強過ぎる父を子が敬遠した、親が教えベタだった、など理由は様々です。

〜 家での相手はペット、小谷野でした 〜


*澤瀉屋の重鎮、2017.1より市川右団次(高島屋)を襲名

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posted by 小谷野幹雄 at 17:09| 2016年

2016年06月10日

挨拶は独り言ではない〜以心伝心はタブー〜

小谷野です。
最近国家試験の面接官をつとめました。
受験生の中には、入室時に会釈をするだけでしっかりした挨拶もせず、名前も名乗らない人が沢山いました。
緊張感があるのでしょうが、口述、面接試験では、悪印象になってしまいます。

挨拶は独り言ではありません。相手に伝わらなければしていないのと同じです。
アイコンタクトも重要です。下を向いたひそひそ声の挨拶も、していないのと同じです。

昔、お客様から「君の事務所のスタッフは、毎月来て仕事はしっかりやってもらっているが、いつ来たのか、いつ帰ったのかが分からない。」と言われたことがあります。
「挨拶もまともにできない」との叱責に猛反省でした。

日本のことわざ「以心伝心」(言葉によらず、心で伝えること)は、親しい身内・友人の間では成立しますが、ビジネス上はタブーです。
挨拶は好印象を与え、笑顔が増え、会話のきっかけになり、顧客・同僚・上司の評価が上がるなど、良いことづくめですね。

〜 深夜、挨拶なき帰宅 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 17:48| 2016年

2016年06月02日

寿命世界一の日本〜人も企業も〜

小谷野です。

先月、世界保健機関(WHO)が発表した「世界保健統計」によると、日本人の平均寿命は83.7歳(1位)、女性が86.8歳(1位)、男性80.5歳(6位)、さらに健康寿命も74.9歳で世界一とのことでした。

その理由を推測するに、ユネスコ無形文化遺産である日本食、高い医療水準、穏やかな国民性、高い衛生水準、運動習慣が定着した文化などが浮かび、良き国に生まれたと感謝であります。

経営の世界でも創業100年超の長寿企業は2万7000社もあり、その数は世界一のようです。
こちらの理由を推察するに、家業を守る意識、事業の存続意欲が高く会社を簡単に売買しない、ギャンブルを嫌う保守性、専業特化する傾向などでしょうか。

〜 長生きするリスクに怯える 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 18:40| 2016年