2017年06月29日

コカコーラ〜アトランタ訪問[2]〜

小谷野です。

ジョージア州アトランタといえばコカコーラ発祥の地です。
コカコーラは、1886年薬剤師のジョン・ペンバートン氏が調合した頭痛薬を、たまたま炭酸水で割って飲んだらおいしかった、という偶然から始まったそうです。
これに目を付けた薬業者キャンドラー氏が、レシピ等の権利をペンバートン氏から購入して、全米に広めていったそうです。

コカコーラのように、発明考案した人と事業を拡大した人が異なるケースは数多くあります。
有名なケースではマクドナルドです。マクドナルド兄弟は、1948年カリフォルニア州で画期的なハンバーガーのドライブインを始めました。
顧客へのスピーディなサービス、効率的キッチン、セルフサービス等の斬新なアイデアが凝縮された店を作りました。
この店に魅せられたのが、ミルクシェーキ製造機械販売会社社長のレイ・クロック氏で、フランチャイズ(FC)契約をマクドナルド兄弟と締結して、全米に広めていきました。
巨大になったFC側のレイ・クロック氏が1961年マクドナルドの全ての権利を270万ドルで兄弟から購入しました。

7月29日に公開される映画「ファウンダー〜ハンバーガー帝国のヒミツ〜」で詳しく見ることができます。
セブンイレブンも、日本でのライセンス契約を受けたイトーヨーカ堂が後に米国本社のセブンイレブン社を買収しましたね。

〜 発明家でも事業家でもない 小谷野でした 〜


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アトランタのコカコーラ博物館
posted by 小谷野幹雄 at 17:34| 2017年

2017年06月22日

特化したCNN〜アトランタ訪問[1]〜

小谷野です。

アトランタでCNNの本社を訪れる機会がありました。
1980年にテッド・ターナー氏がケーブルTVを通じてニュースだけの番組を始めたのがCNN(Cable News Network)です。
バラエティもドラマも映画もない、ニュースだけのチャンネルが維持できるのか周囲は冷ややかであったと言います。
経営学的に言えば集中特化戦略、単一事業に経営資源を投下し、他社との圧倒的な差別化を図るということでした。

CNNは、周囲の予想を覆し見事に大成功を納めました。世界には皆が知りたがる事件、事故、スポーツ結果等々が沢山あるということでしょう。
湾岸戦争でバグダットから捨て身のレポートをした、ピーター・アーネットの「CNN」の言葉は今でも耳に残っています。
 
ところで、ケーブルTVの契約は頭打ちのようです。
すでに飽和感があることに加えて、インターネットでの動画配信が急速に進んでおり、ケーブル事業は今後、本格的な影響を受けそうです。
ニュースだけのチャンネルは世界情勢が複雑化、戦争が絶えない状況があるので続きそうですが、ニュースを届ける仕組みの勢力図は大きく変わりそうです。

〜 趣味は一つ(Golf)に絞った 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 16:18| 2017年

2017年06月15日

ブリューゲル&ボス〜中世のネーデルラント美術〜

小谷野です。

不思議な絵を見ました。拡大しても拡大しても、細部はさらに拡大しないと分からない名画、一生に一度は見たい絵と言われる、ブリューゲルの「バベルの塔」です。現在、東京都美術館で見られます。(〜2017.7.2)
このバベルの塔を3DCGにした動画は必見、傑作の魅力に深く迫っています。

ブリューゲルは16世紀のネーデルラント(オランダ+ベルギー、低い土地の意味)美術の巨匠ですが、このブリューゲルに大きな影響を与えたヒエロニスム・ボスの油絵も来日していました。
怪物、悪魔、天使、聖人など奇想天外な発想で風刺、風俗まで表現する奇才でした。

芸術の世界だけではなく、経営の世界でも、レジェンド(伝説)になる人は当時は変わり者、不思議さんと言われることがあります。

20世紀に話題になった超現実主義(シュールレアリズム)と同じような発想や
表現力を持った画家が、500年も前に存在していたのですね。

〜 バビル2世(*)を思い出した 小谷野でした 〜


*昭和46年から週刊少年チャンピオンに連載されていた少年漫画

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posted by 小谷野幹雄 at 15:28| 2017年

2017年06月08日

遅れる無電柱化〜街空に無数の電線〜

小谷野です。

自宅に投げ込まれた工事案内に違和感を覚えました。
電柱の老朽化に伴う、電柱建替工事の案内でした。
てっきり、東京五輪開催を念頭に、電線地中化工事のお知らせかと思いました。

ご多分に漏れず、私の住居の近くも電柱が多く車の通行に大きな影響が出ています。
電柱は死角を多くつくり、歩行者にも危険な存在でもあります。
災害の際には電柱が倒れて交通を遮断したり、救援活動を妨げたり、地表に落ちた高圧電線、多数のケーブル類は歩行者にも危険です。
また、街並みが汚く、風景が台無しになるのは言うまでもありません。

世界の先進国の主要都市で、むき出しの電線やケーブルが大都市の空に溢れているのは珍しいことです。
海外主要都市の無電柱化割合は、ロンドン・パリ・香港100%、台北95%、シンガポール93%、ソウル46%、ジャカルタ35%、東京7%、大阪5%だそうです(国土交通省のHPより)。
日本の電柱の数は約3600万本あり、年々微増しているようです。

〜 電線がない広い空を 小谷野でした 〜

<無電柱の街並み>        <電柱建替工事の案内>

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posted by 小谷野幹雄 at 14:56| 2017年

2017年06月01日

二本松城〜名城訪問〜

小谷野です。

福島県の二本松城(霞ヶ城)を訪問しました。
二本松市は、郡山市と福島市の中間に位置し、東に阿武隈川、西に安達太良山を臨む自然豊かな街です。
城主は織田信長の重臣、丹羽長秀の末裔の丹羽家が長く務めました。

過去このブログで取り上げた白河城と同じく戊辰戦争での激戦地で、二本松藩は奥羽越列藩同盟に参加して新政府軍と戦いました。
少年隊(13−17才)の非業な最期は会津若松城の白虎隊が有名ですが、この二本松城においても多くの志願した少年が戦死しています。
 
ところで、福島県二本松市といえば、近代2人の著名人が浮かびます。
一人は高村光太郎の妻・智恵子さんです。光太郎さんの「智恵子抄」の主人公です。
二本松生まれの智恵子さんは近代日本の女性芸術家として日本画、晩年病床についてからは紙絵の素晴らしい作品を残しています。智恵子記念館に数々の展示があります。

もう一人は、日展(日本美術展覧会)会長まで務めた日本画の巨匠、大山忠作さんです。
二本松駅前には大山記念美術館があります。
数々の作品の中でも鯉を題材にした作品は安堵、安らぎを与えてくれます。

〜 志願した少年達に敬慕 小谷野でした 〜


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二本松城と少年隊像    高村光太郎の妻・智恵子の生家
posted by 小谷野幹雄 at 14:40| 2017年