2018年04月05日

日本の不思議〜観光立国を目指すのなら〜

小谷野です。

海外から日本に戻るとオヤッと思うことがいくつかあります。

日本の海外からの観光客数は、東京オリンピック効果もあり、ウナギのぼりです。
昭和の終わり頃は年200万人程度の訪日外国人数でしたが、2018年の今年は3000万人を超えると言われています。

ちなみに世界で観光客数が多いのは2016年の統計では第1位が観光大国フランスで、訪問者数は8300万人と仏国民の人口6400万人を上回っています。次が米国とスペインの7500万人、そして中国、イタリアと続き、日本は15位となっています。

以下、オヤッと感じる日本の風習です。

1.クレジットカードを預ける
レストラン、小売店などで、店の人が客のクレジットカードを預かって視界から消えることがよくあります。これは怖い。
過去日本でも居酒屋でカードを預けてスキミングでカード情報を盗まれ不正使用される事件が多発しました。
観光先進国では、客のクレジットカードに店の人が触れることは多くありません。
決済端末に挿入するのも客自身、金額・通貨確認・pinコード入力後カードを端末から抜くのも客自身で、他人が自分のカードに触ることがないので安心感があります。

1.洗面所で洗った手を乾かす手段がない
日本はハンカチ文化です。手を洗ったら、ズボンのポケットやハンドバックからハンカチを出して手を拭きます。しかし、この文化は一般的ではありません。
ハンド・ドライヤー(or紙タオル)の設置は海外観光客の受け入れには必需品と考えます。主要空港のお手洗いでも設置されていない場合が多く、驚きます。

1.新幹線にスーツケース置き場がない
旅行者は国内移動に新幹線を使います。
現状は大きな重たいスーツケースを無理に網棚にあげたり、
車両の最後尾の僅かなスペースに突っ込んだりしていますので、落ちる危険があったり、最後尾の席の人はリクライニングが使えなくなったりします。
日本は成田エクスプレスなどの空港列車以外の長距離特急列車においても、鍵機能のついた荷物置き場は必要と思います。

1.現金決済が主流である
日本の現金決済比率はようやく50%を切ってきたと言われます。
海外では社会システムのキャッシュレス化のスピードは早く、現金決済が10%程度になっている国もあります。旅行者になると分かりますが、現金払いの場合は種類の多い小銭の価値を理解していないので、お釣りが合っているか確認するのも不便です。

1.高速道路の標示が難しい
リピーターの旅行客はレンタカーを借りて移動するケースも多くなりますが、日本の道路標識は難しく、番号も付されていない高速道路名と見知らぬ街の名前だけでは、分岐点では間違いが多くなります。
分岐点では、東(East)西(West)南(South)北(North)の表示が入っていると、間違いを減らすことができます。
東名高速の番号が10番なら、10Westを見つければ大阪方面とすぐに分かります。
(*高速道路への番号導入は国交省で検討中だそうです。)

そのほか、細々としたことですが、
・タクシーにスーツケースが乗らない
 最近、新しい車両への入れ替えが進んでいますが、まだまだです。
・羽田の国際線ターミナルの自動車社会を前提にしていない道路設計
・挨拶が少ない
 タクシーの乗降時には、客も運転手も明瞭に挨拶を交わす国が多い。
 帰国すると、タクシーに限らず日本人は様々な局面で挨拶が少ないと感じます。

〜 にわか海外かぶれ? 小谷野でした 〜

Fotolia_195864723_XS.jpg
Fotolia_81048628_XS.jpgFotolia_183755941_XS.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 17:02| 2018年