2018年06月28日

WHOがゲーム障害を認定〜リアルとバーチャル〜

小谷野です。

今週事務所すぐ近くの代々木駅前の居酒屋で立てこもり事件が起き、通行規制や駅へのアクセスも制限され大変な迷惑でした。
幸いケガ人はありませんでしたが、富山で21才の若者が交番で警察官を刺し殺し拳銃を奪い、さらに工事警備員を射殺した事件も報じられています。

今月上旬には22才の若者が新幹線の中で、無差別に人を切りつけ、制止しようとした人を刺殺したりと残忍な報道が絶えません。この犯人たちには、リアルの残忍さの感覚がないようです。バーチャルのゲーム内のような感覚で殺人しているようにも思えます。

ところで今月、世界保健機構(World Health Organization)が、ゲーム障害(Gaming disorder)という病気を認定し国際疾病分類(ICD)に追加しました。
ゲーム愛好家の2−3%がこの病気に分類されるそうです。

この疾病の兆候は、

 1.ゲームをする時間や場所などに対する抑止力の欠如
 2.ゲームの優先度が他の生活上の興味や日々の活動を上回る
 3.悪影響が見られるにもかかわらずゲームへの没頭が継続、激化する 

疾病の特徴はギャンブル依存症に近いようですが、症状の追加が必要ではないでしょうか。
「リアル(現実世界)とバーチャル(ゲーム内仮想現実)の区別が困難になる」です。

しかし一方で、リアルとバーチャルを融合する世界を追い求めているビジネスの世界があります。
デジタルネイチャー、ミクスド・リアリティ−という世界を研究している人たちもいます。
将来、人形や映像の異性に恋することも現実にう起こりそうです。
リアルとバーチャルの境界線を無くすビジネスが成長する一方、明確に区別できる心の鍛錬も必要なようです。
〜 美女に囲まれ、夢か現(うつつ)か幻覚か 〜


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posted by 小谷野 幹雄 at 16:04| 2018年

2018年06月21日

心づくしの相場〜6月大歌舞伎〜

小谷野です。

今月の歌舞伎座の夜の部の「巷談宵宮雨(こうだんよみやのあめ)」では、妙蓮寺住職だった龍達(中村芝翫)がお寺に埋めて隠した金100両の発掘を甥(尾上松緑)に依頼したところ、見事に甥が発掘に成功して戻ってきました。

お礼を3割の30両位と見込んでいた甥が、お礼がたった2両であったことに腹を立て、叔父を殺して100両を奪うシーンがあります。

芝翫(橋之助)のケチケチぶりの演技が見物なのですが、1割位のお礼をすれば殺されずに済んだのかも知れません。

先週末のアラ還(60才に近い)の友人の結婚式では、ご祝儀の金額で悩んでしまいました。このような祝儀、御礼、心づくしの金額にはいつも悩まされます。
海外旅行でも、スマートな旅行者であるためのチップの相場を頭痛の種と感じる人も多いのではないでしょうか。

ところで、法律でお礼について定めているのは遺失物法28条1項でしょうか。
落とし物の返還を受ける場合には拾い主に5−20%の報労金を支払う事(義務)になっています。
やっぱり、前述歌舞伎の欲深叔父さんの2両(2%)の御礼は少なすぎたようです。
同時演目の「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」も、団七九郎兵衛を人間国宝である中村吉右衛門が、お辰を中村雀右衛門が熱演中で見物です。

〜 無償(見返りを一切求めない)の愛はあるのか、小谷野でした 〜


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posted by 小谷野 幹雄 at 13:56| 2018年

2018年06月14日

七つの習慣〜人生を幸福に導く〜

小谷野です。
書棚を整理していたら、米国の経営コンサルタントDr. Covey(2012年没)の
ベストセラー『七つの習慣』が出てきました。
成功には原則があり、人を幸福に導く原則として書かれた物です。
 
(第一の習慣)主体的であること
 主体的でない人は、仕事のミスも、育ちや家庭環境、星占いの結果も、
 異性に振られるのも、他人や社会のせいにする。
 自分の性格や行動を決めているのは、自分のはずだ。

(第二の習慣)終わりを思い描くことから始める

(第三の習慣)最優先事項を優先する
 1.緊急で重要なこと・・・締切のある仕事、重要な約束、病気災害対応
 2.緊急だが重要でないこと・・・電話対応、メール対応、緊急の来客対応 
 3.緊急性はないが重要なこと・・・人間関係作り、健康維持や自己啓発、
                 仕事の計画・準備
 4.緊急性はないが重要でもないこと・・・ゲーム TV

(第四の習慣)WIN‐WINを考える

(第五の習慣)まず理解し、そして理解される
       相手の言うことをよく聞く傾聴
 第一段階 相手の言葉のキーワードを繰り返す
 第二段階 相手の話の内容を自分の言葉で置き換えて言い直す
 第三段階 相手の感情に、自分の言葉であいずちを打つ
 第四段階 二と三を同時に行う
 言葉の正しさでは人は動かない 論破はできても相手の心を閉ざしてしまう。

(第六の習慣)シナジーを創り出す

(第七の習慣)刃を研ぐ
 肉体、精神、知性、情緒などをバランス良く磨き、自身の資源を維持する

 何年かぶりに目にしましたが、いまだに啓蒙されます。

〜 夜更かし、暴食、ネオン街・・悪習漬け 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野 幹雄 at 17:10| 2018年

2018年06月07日

モノの動きのパラダイムシフト〜フリマサイトが急成長〜

小谷野です。

邦画として21年ぶりにカンヌ映画祭最高賞パルムドールを受賞した是枝監督の「万引き家族」が、今週末封切りされます(祝)。

ところで、小売業の経営者の方が、昨今万引きが増えて困っていると言っています。
店舗内の警備員の数を増やしたり、従業員不正の牽制のためにバックヤードにも多くの防犯カメラを設置したりと、コスト上昇をぼやいていました。

その根拠は、商品(棚卸資産)ロス率の上昇のようです。
少し堅い話ですが、商品ロス率は
(1)外部ロス(2)内部ロス(3)管理ロスに分けられます。

(1)外部ロスは、店舗に来た顧客の万引きです。
(2)は従業員や業者の万引きです。
(3)管理ロスは管理上のミスで商品の数え間違いや、レジの打ち間違いのロスです。

この数年でロス率1%台から4%台まで上がっている小売の会社もあり、
紛失した商品は、市場で流通量の多い「定番商品」または「人気商品」に
偏っているので、上記(1)(2)が疑われているようです。

この「商品ロス」は、「値引き」や「商品評価損」などとは比較にならない損失を会社に与えます。
ロスは値引き100%ですから、利益率が20%の商品なら5個売った利益が1個のロスでなくなります。

この背景には流通の大きな変化が指摘されています。
フリマサイトの成長で、個人が誰でも「モノ」を簡単に(高く)売れるようになりました。
従来、一般人が物を売るには、まずは知人友人に声をかけ、リサイクルショップ、バッタ屋で換金していましたから、足下を見られて安く買い叩かれることも多かったそうです。
最近のフリマサイトによる個人の販売力は、リサイクル業界にも大きな影響が出ており、モノの動きのパラダイムシフト(個人から個人)が始まっているようです。

〜 フリマサイトでも売れない不良在庫、小谷野でした 〜

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posted by 小谷野 幹雄 at 14:55| 2018年