2017年04月21日

ニューヨークにて[2]〜過激な改革は頓挫〜

小谷野です。

NYにて、米国大手の会計事務所を複数社訪問しました。
驚きの税制が検討されていました。「国境調整課税(Border Adjustment)」です。
これは、輸入したモノは税務上経費(売上原価)とならない、輸出すると税務上売上から除外できる。
輸入は「悪」、輸出は「善」を税制上徹底する制度です。
この制度が入れば、モノを輸入して米国内で商売をしている企業には大打撃で、ユニクロなどは導入したら撤退すると表明しています。実際の導入までにはハードルがいくつもありそうです。

税制に限らず、急進的・破壊的な改革は黄色信号のようです。
オバマケアの廃案にも失敗したようです。
家庭への補助金の効果で、米国の保険加入率は9割を超えたそうです。
この制度を今から破壊するのは、共和党の中でも合意がとれなかったようです。

ところで、トランプ大統領の納税ゼロに抗議するデモに、トランプタワーの前で遭遇しました(写真)。
米国では繰越損失は長期に使用可能で、彼には過去のカジノ事業等への投資で累積損失が巨額にあるので、不法ではないですが大衆心理では許せないようです。

〜 最近は外交で点数稼ぎトランプさん 小谷野でした 〜


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遭遇した反トランプのデモ       トランプタワー
posted by 小谷野幹雄 at 15:23| 2017年