2017年08月16日

MITラボ所長の提言〜現代を生き抜く9の原理〜

小谷野です。

日本人として初めてMIT(米国のマサチューセッツ工科大学)メディアラボの所長になった伊藤穣一氏著、先月出版の『9の原理(プリンシプルズ) How to Survive Our Faster Future』を盆休みに読みました。

伊藤氏はNHKの「スーパープレゼンテーション(*)」の司会者といった方が分かりやすいかもしれません。
デジタルガレージ等IT業界での起業、ベンチャーキャピタリスト、NYタイムズ、CCC(ツタヤ)等々の社外役員を務めています。
秒進分歩(日進月歩)のIT業界で不可欠な原則ですが、成熟した業界でも十分に参考になります。

1.権威より創発
2.プッシュよりプル
3.地図よりコンパス
4.安全よりリスク
5.従うより不服従
6.理論より実践
7.能力より多様性
8.強さより回復力
9.モノよりシステム

プル:必要な情報や資源は抱え込んだりせず、必要に応じてネットワークから取り出す。
マイクロソフトが作った辞書エンカルタは、高価で高度に専門的に設計されたプッシュ思考の製品であったが失敗し、プル型のウィキペディアは成功した。

コンパス:予測不能な世界では、詳細な地図よりもコンパスを持って創造性と自主性で自分の行くべき道を見つけていくことが重要。

〜 海図なき大航海時代のAI&IT業界 小谷野でした 〜



(*)様々な分野で世界最先端を走っている人たちのプレゼンが行われる、TEDカンファレンス(NYが本部)から抽出して番組を編成。


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posted by 小谷野幹雄 at 14:39| 2017年