2017年08月24日

不差別の強調〜多様性の維持手法〜

小谷野です。

大統領が人種差別を強く否定しなかったことで、米国内で深刻なデモが多発しています。
この国が人種のるつぼであることを再認識させられます。
米国の最大の強みである「多様性」を維持していくには、そのリーダーは常に「極端に」公平、公正、不差別を全面に打ち出す必要があります。

米国のマイノリティ(*)と言われる人の割合は毎年上昇を続け、2010年の国勢調査で37%まで上昇し、州によっては既に50%を超えています。
今後生まれる有色の子供が大人になる頃には、マイノリティでは無くなっているでしょう。

ところで、米国の友人が肯定している逆差別があります。
組織内では、黒人、女性、障害を持っている人の出世が早い傾向があると言います。
米国社会でタブー視されている差別要素が3つも重なると、不差別を強調するための人事評価が存在すると言います。
多種多様な人種や民族を抱えて、多様性を尊重していくためには、ある程度はやむを得ない現象なのでしょう。

ところで、日本も少子化、労働力不足によって、外国人労働者や移住者が大きく増加することが予想されています。将来日本のリーダーが、差別の完全否定発言を「大げさに」しなければ、今の米国と同じ事が組織単位でおきるでしょう。

(*)非ヒスパニック系の白人以外の人種や民族。

〜 パパのおかず質素、差別だ 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 15:00| 2017年