2018年03月22日

時間当たりの労働生産性〜意識の変革〜

小谷野です。

日本の時間当たりの労働生産性ランキングはOECD(*)35ヶ国中20位とのことです(公益財団法人日本生産性本部)。

よく、日本人は働き方がヘタだと言われますが、これが数値にも表れています。
しかし、私は日本人の平均的な能力が劣っているとは思いません。
労働に対する意識の違いが原因だと思います。

日本では生活や意識の中心に常に仕事がありますが、海外では仕事以外に意識の中心がある場合が多いようです。
欧州企業では、日々の労働において、各人が帰社時間を決めています。
その決めた時間に帰るために、時には爆発的な集中力を発揮します。
日本企業で帰社予定時間を聞くと、「仕事が終わったら」と答えます。
こういった意識は「就業時間内に終わらなくてもいいや」、「終わらなければ休みに出てくればいいや」と、長時間労働の問題に繋がっていきます。

休暇に対する意識も異なります。
年末に来年の手帳を購入すると、日本人は仕事のスケジュールを真っ先に書き込みます。
私の海外の友人は、家族の誕生日と年間の休暇予定を真っ先に手帳に書き込みます。
年明けには既にバカンスの内容が決まっているそうです。

日本でも、現在働き方改革が話題ですが、生産性の向上なき改革は斜陽を招きます。
毎日帰る時間を決める、休みの予定を入れる、それに合わせて仕事の時間に集中すると、生産性の世界ランクは上がるのではないでしょうか。

スイスの友人が先日、気に入ったシャツを購入して、「これは仕事にも使える」と喜んでいました。(!?)

〜 ゴルフ場の鉛筆、仕事にも使える! 小谷野でした 〜


*OECD:先進国が加盟する経済協力開発機構


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posted by 小谷野 幹雄 at 17:21| 2018年