2018年08月23日

捲土重来(けんどちょうらい)〜南スペイン訪問[2]〜

小谷野です。

南スペインでは、718年から1492年まで700年以上に及ぶレコンキスタがありました。
世界史の教科書で目にした「レコンキスタ」は、国土回復活動、再征服活動などと訳され、イスラム支配からキリスト教徒が領土を取り戻した活動のことをいいます。
700年以上の戦いと聞くと、捲土重来(けんどちょうらい)、不撓不屈(ふとうふくつ)、などの言葉が思い起こされます。

この長い両者の戦いの影響で、アンダルシア州ではイスラム文化とキリスト文化の融合が至る所に見られます。

スペイン屈指の世界遺産であるアルハンブラ宮殿もその象徴です。
イスラム教徒の宮殿がカトリックによって陥落し、様々な手が加えられて装飾、模様に文化の融合が見られます。

また、アンダルシア州発祥のフラメンコ・ダンスもイスラムとカトリック文化が融合されていると言われています。
歌、踊り、手拍子、カスタネット、ギター伴奏があり、スペイン・ジプシーとイスラム文化が融合した独特の世界観があります。

ところで、フラメンコの「パルマ」と言われる手拍子は、手を打つ場所や手の形を変えることによって、何種類も異なる音が同じ手から出てくる手品のようです。
かけ声は、闘牛士にかける言葉で有名な「オレ!」、サッカーの応援でもよく耳にしますね。

また、タップダンスのような、靴の踵で様々な音とリズムを繰り出す姿は圧巻であり、タンゴとは異なり男女別々でソロで踊る場合が多いようです。
ちなみに、タンゴもイベリア半島発祥ですが、植民地政策によりアルゼンチンで発展しました。

*捲土重来:一度敗れた者が、再び勢いを取り戻して盛り返すこと。

〜 自宅でレコンキスタ(領地回復運動)、小谷野でした 〜

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アルハンブラ宮殿

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posted by 小谷野 幹雄 at 16:21| 2018年