2018年09月06日

災害救助犬〜1億倍の嗅覚〜

小谷野です。

NPO法人ピースウィンズ・ジャパンの大西純子さんから、災害救助犬の話を聞く機会がありました。

東日本大震災、今年の西日本災害等の国内災害はもとより、世界中の災害現場を飛び回っているそうです。

当日もインドネシアの災害地の活動から帰国した直後でした。
犬の嗅覚は人間の1億倍だそうです。遠くから感知できる能力だけでなく、分析力も人間的に言えば分子構造レベルの感知ができるほど精緻だそうです。
具体的には、がれきに埋もれている人間の吐き出す二酸化炭素を感知して知らせることができるそうです。
人間界の技術進化のスピードがどれだけ早くても、ロボットがこのレベルに達するのはまだまだ遠い将来のことになるでしょう。

災害救助犬と警察犬の違いについても教えて頂きました。
警察犬は、追跡が重要な任務で鼻を下向きに使い、災害救助犬は空気中の浮遊分子を嗅ぎ分けるので鼻を上に向けていること、また警察犬は追跡のための元となる原臭が必要ですが、災害救助犬は特定の原臭ではなく不特定多数の人間の臭気を探すことができます。

ところで全国の「譲渡センター」では、殺処分を避けるために、飼い主のいないペットたちの里親探しをしています。
東京都の小池知事も言明している殺処分ゼロ運動は全国で活発なようです。
ペットセラピー(病気の治療、心の癒やし)のために新しい飼い主になるケースも多いそうです。
災害救助犬の世界においても、このような殺処分直前の犬を教育訓練して世界で活躍させているケースもあるそうです。

〜 「譲渡センタ−」送りが近い、小谷野でした 〜


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posted by 小谷野 幹雄 at 17:20| 2018年