2018年10月04日

本当に見つけたいモノを探し続ける〜本庶教授がノーベル賞〜

小谷野です。

京都大学の本庶佑(ほんじょ・たすく)教授が、日本人として2年ぶり、26人目の「ノーベル医学生理学賞」を受賞しました。
免疫機能からがん細胞を攻撃する仕組みを発見し、あの夢のガン治療薬といわれたオプジーボにも使われ、多くの命を救いました。

本庶さんの記者会見で、心に残った言葉がありました。  
「自分が本当に見つけたいモノを探し続ける、今できることに逃げない」

ビジネスの世界で、仕事の優先順位をつけるときに使うマトリックスがあります。
1.緊急性があり重要性が高い
2.緊急性があるが重要性が低い
3.緊急性はないが重要性が高い
4.緊急性はなく重要性も低い    

多くの従業員、経営者とも緊急性から1と2の仕事に追われて終わってしまいます。
しかし、経営においては3が重要であり、緊急性よりも重要性を優先する勇気、3の時間を増やすための仕事の段取り力が必要と言われます。これは、時代をつくる最先端の研究者の世界においても同じだったようです。

ところで、最近20代の若者の集まりで気になったことです。転職話に花が咲いているのです。
現在、人手不足の環境から、インターネットの転職サイトに登録すると沢山のオファーが来るようです。
若者の転職視点は、給与がいくら上がるかで、現在の1.5倍以上になるオファーを前向きに検討しているそうです。目先の給与水準でふらふらしている若者には、本庶さんが言う「自分は何が本当にしたいのか」は優先事項ではないようです。

余談ですが、転職失敗談義をしているテーブルもありました。
転職時に約束された年収は支払われることがなかったという話でした。
つまり転職後1年も会社にいられなかった人たちです。
オーナー社長に気に入られなかった、上司に能力を見切られた、仕事内容について行けない、など様々な理由で短期間で会社にいられなくなったそうです。
また、前の会社で当たり前と思っていた住宅補助など各種手当、食事支給など福利厚生制度がなかったり、残業の考え方が異なったりと、実質的な年収は横ばいであったと不平不満を言っている若者もいました。

〜 未決済BOXの山をじっと見つめる、小谷野でした 〜


20181004.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 11:39| 2018年