2018年11月01日

芸術の秋〜徘徊の秋〜

小谷野です。

スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、どの秋も真っ盛りです。
現在東京には世界から著名な美術品が集まっています。
徘徊癖のある私が最近訪れた美術館からです。

・フェルメール展(上野の森美術館〜2019.2.3)
 世界で不動の人気、17世紀のオランダ画家、フェルメールの作品数は
 僅か35点ほどと言われています。
 そのうち、9点が上野に来ています(1点は途中で入替)。
 丁寧に書き上げられた彼の絵は、オランダ絵画黄金時代を堪能できます。
 昨年ダブリンでのフェルメール展見学以来、まとまって鑑賞できました。
 ところで余談ですが、昔エジンバラのスコットランド国立美術館で
 フェルメールの絵を探せず、係員に聞いても言葉が通じず往生しました。
 発音がフェルメールではなくヴァーミアー(Vermeer)だったのです。
 このときのフェルメール最大サイズの絵画「マルタとマリアの家のキリスト」も
 エジンバラから来日しています。

・ルーベンス展(国立西洋美術館〜2019.1.20)
 16-17世紀のバロック期、フランドル(オランダ・ベルギー・北仏、
 日本では、フランダースの犬で有名な地域)の巨匠です。
 肉感溢れる大きな作品が多いので、いつもながら圧倒されます。

・ピエール・ボナール展(国立新美術館〜2018.12.17)
 パリ、オルセー美術館の特別企画です。妻のマルトや室内情景が多く、
 親密派、日本かぶれのナビ派などと呼ばれたやわらかい色使いは、
 女性や身近なモノへの優しさを感じます。

・フィリップ・コレクション(三菱一号館美術館〜2019.2.11)
 20世紀前半に米国ワシントンで近代美術の収集に人生を捧げた(大げさ)
 フィリップ氏のコレクションの一部、セザンヌ、ドガ、ゴッホ、マネ、モネ、
 ピカソ、ブラック等々、蒐集の時系列で展示されています。

芸術は、勉強して理解するモノ、高尚なモノ、贅沢なモノ、
生活に関係ないモノと遠ざけけないで、徘徊して眺めるだけで、
他の動物にはない人間だけ(?)の芸術文化が楽しめます。

〜 にわか評論家、小谷野でした 〜


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posted by 小谷野 幹雄 at 15:19| 2018年