2015年12月24日

名コーチが組織を動かす〜エディー・ジョーンズ〜

小谷野です。

2015年はラグビーブームとなりました。ラグビー発祥の地、英国で開催されたラグビー・ワールドカップでの日本選手の活躍が引き金になったのは間違いないでしょう。
特に南アフリカ戦は、世界中のファンがネット投票で選んだ「BEST MATCH MOMENT」に選ばれました。日本の勝利は、世界を驚かせたようです。

代表選手がメディアで脚光を浴びていますが、最大の功労者は日本代表ヘッドコーチのエディ・ジョーンズでしょう。
彼の思想と戦略は、優秀な企業経営者が持っているものと酷似しています。
彼の言葉を少し引用してみます。

「まず考えるのはスケジュールでなく、チームをどこに連れて行きたいのか、目的地である。」

「2ヶ月ごとの目標をたて、定期的にレビューする。(経営学でいうPDCAですね)」

「できない理由を探すよりも、何ができるのかを考えるべきである。日本が敗戦から世界第2位の経済を作り上げた時のようにね。」

「問題は多く、全ては解決できない。優先順位を間違えることが致命的である。」

 ・・・(ベースボールマガジン社 「エディー・ジョーンズの言葉」)

ところで、エディーは、イングランド代表のヘッドコーチに就任しました。
プロリーグがあるイングランドでの外国人ヘッドコーチ就任は現地でも物議をかもしたようですが、日本で見せたマネジメント能力を高く評価されたようです。契約は2019年日本でのワールドカップまでのようです。

〜 我が家のヘッドコーチには絶対服従 小谷野でした 〜



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posted by 小谷野幹雄 at 15:02| 2015年

2015年12月17日

ストレス・プレッシャー〜塩梅が重要〜

小谷野です。

2015年12月からストレスチェックが義務づけられました。
精神疾患の患者は300万人以上もいるそうです。
中でもうつ病、認知症の増加が著しいようです。

あるベンチャー企業は、厚生労働省が公表しているストレスチェックマニュアルでは、正確な従業員のメンタル状況を把握できないという理由で、新しいシステムを開発しました。
声の定期分析により、精神疾患やうつの兆候を早期に把握できるそうです。
一度発症すると1年以上戦力復帰が難しいといわれる精神疾患の予防ができれば、企業が得る経済的利益は莫大でしょう。

ところで、経営の観点からストレス・フリーは理想なのでしょうか。
最近話題のスタンフォード大学の心理学教授は、ストレスは脳に闘争・挑戦・絆反応を起こし、人に強さを与える源と説いています。

たしかに、ストレス、プレッシャーが無ければ社会人として成長しません。
人使いの上手なある社長さんの話です。
「営業の目標(ノルマ)は、一所懸命にやって少し届かないところに設定するのが重要」との事でした。
普通の発想、行動では達成できないので、ストレスやプレッシャーの中で色々考えることで社員は成長し、達成感も大きいようです。
しかし、女工哀史の世界では問題ですから、塩梅が重要ということでしょうか。

〜 家内プレッシャーで成長した 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 15:13| 2015年

2015年12月10日

真の日本ワイン〜スロービジネスが支える〜

小谷野です。

12月ののびよう会では、望年会イベントとして、真の日本ワインを取り上げました。
エリート金融マンの道から、新潟で大好きなワイン作りに身を転じた、フェルミエワイン主宰、本多孝さんを講師にお迎えしました。

国内のワイン市場では、その30%が国産ワインといわれていますが、国産とはいえ、輸入原液などをボトリングしているだけだったりします。

日本の畑でぶどうを栽培し醸造した真の日本ワインは国内市場の僅か6%しかありません。この真の日本ワインへ挑む人たちがTVでよく取り上げられますが、本多さんもその一人です。

平成30年10月30日から果実酒等の製法品質基準が変わります(H27.10.30国税庁告示)。
上述の真の日本ワインのみが「日本ワイン」と表示できるようになります。
多くの輸入原料を使ったワインは日本ワインといえなくなるのです。
無形文化遺産の和食とあいまって「日本ワイン」のブランディングが強化されるでしょう。

ところで、昨今の経営では常に、スピード・スピード、拡大・拡大と叫ばれますが、その対極にあるのがワイン事業です。
苗を植えても1-2年で回収できるわけではなく長期の事業計画、資金計画が必要です。急速な拡大も、よい物づくりには決してプラスにならないようです。

栽培・醸造家は100年先まで考えて行動しているそうです。
確かにワインはビンテージという時間軸を楽しめます。
ビールや日本酒では何年ものとは言いません。

〜飲んでいるときは飲み足りなく、飲み終わるといつも飲み過ぎ 小谷野でした〜

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posted by 小谷野幹雄 at 14:11| 2015年

2015年12月03日

スカイマーク会長の話〜ついていないと感じる人〜

小谷野です。

ビジネススクールの同窓である佐山展生さんの話を聞きました。
彼は現在、会社を取得して価値を上げて売却する、いわゆるバイアウト事業を行っています。
本年、スカイマークへ過半出資して再建に乗り出しました。
サヴィアン(M&A助言会社)時代に阪神と阪急を統合して以来のメディア露出でした。

ドラマチックに二転三転したスポンサー就任までの話や、スカイマークがどれだけ低運賃かの話は別の機会にして、彼が持っている人生や経営の格言の一部を紹介します。

・「枝葉の前に本質をつかむ」
 最初から細かいことを気にするな。

・「トンネルと洞窟は違う」
 トンネルは出口があるが洞窟は出口がないことが多い。その見極めが重要

この二つは、企業価値を上げるバイアウト事業では重要な感性です。

・「受動的能力」と「能動的能力」
 大学受験までは、決められたことを決められた時間内できる「受動的能力」が試され、社会に出てからは、
 自分で問題を見つけ解決する「能動的能力」が試される。

・「ついていると言う人と、ついていないと言う人」
 「ついている」と言う人は、難しいことに挑戦して、できないかも知れないと思ったが達成したので幸運
 (つき)を実感する。
 「ついていない」と言う人
 難しいことに挑戦していないので、できて当たり前ができないので不運を実感する。

〜 ツイテル・ツイテルと口癖にしている(脳天気な)小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 11:39| 2015年

2015年11月26日

敵を欺くにはまずは味方から〜神霊矢口渡〜

小谷野です。

国立劇場に足を運びました。東京西ロータリーでご一緒させて頂いている中村芝雀(京屋、来春五代目雀右衛門を襲名)さんを応援するためでした。

演目は、南北朝を背景にした平賀源内の作品「神霊矢口渡」、通し上演は100年ぶりとのことでした。

超美男である新田義興の弟に一目惚れして命までも捧げてしまう、けなげな若き娘役を芝雀さんが見事に演じていました。

主君を裏切り寝返っていた家臣(中村吉右衛門)が、実は大変な忠義者であり、主君の子の命を守るために我が子の首を身代わりで切っていたのでした。
「敵を欺くにはまずは味方から」、この言葉が頭をよぎりました。

現代でいう情報管理の徹底の仕方の教訓と捉えられます。
誰かに話せば、必ず情報は広く伝わってしまうのが常であるので、時がくるまで、社員、知人、身内にも言わず、時には墓まで持って行かなければならない情報もあります。

〜 「あなた、どこにいってきたの? 別に・・・」小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 14:24| 2015年

2015年11月19日

結果ではなく、原因で考える(ベン・ホーガン)〜のびようゴルフコンペ報告〜

小谷野です。昨日の第88回のびよう会は、いつもの勉強会とは異なりゴルフコンペでした。
開催したグレートアイランド倶楽部では、その3日前の伊藤園レディストーナメントで、イ・ボミ選手が優勝し、LPGAツアー史上初めて賞金総額2億円突破で賞金女王が確定した場所でした。

トーナメント仕様のバックティーでコンペは開催しましたが、 ルールは上限無しの新ペリア方式ですから、70台プレイも複数人いらっしゃいましたが、皆さんに平等に賞品が当たったのでないかと思います。
協賛していただいた企業の方々に心より御礼申し上げます。

ところで、ゴルフの格言は、経営の格言と似ていると感じるのは私だけでしょうか。

「過ぎた失敗を忘れ、目の前の1打に集中」
「人を驚かす素晴らしいショットではなく、ミスを一つ一つ着実に減らしていく」
「困難と心理的なプレッシャーに耐え抜く気力がなければ勝者となれない」

友人から、こんなのもあるよと言われました。
ハンディ30以上の人は、ゴルフをおろそかにする。
ハンディ20以下の人は家庭をおろそかにする。
ハンディ10以下の人は仕事をおろそかにする。

〜 ハンディ取得はしない 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 15:35| 2015年

2015年11月12日

ノーベル経済学賞〜貧困、健康、消費〜

小谷野です。

2015年ノーベル経済学賞受賞のアンガス・ディートンの『大脱出 健康、お金 格差の起源』(みすず書房)を(ななめ)読みました。

ノーベル経済学賞といえば、金融工学など先進国の市場研究や政策にかかる内容が多いのですが、アンガス教授は、先進国のみでなく途上国など貧困国にも大きな焦点を当て、富と健康、福祉、消費などの研究を行っています。

増税の所得層別へのインパクトなど実際の経済政策立案にも有効であったとされています。
所得水準は一定額を超えると幸福の度合いが小さくなるなど、興味深い研究にあふれていました。

ところで、日本人がノーベル経済学賞を受賞することは、難しいといわれます。
理由は、日本には完全な自由競争の市場が少なく、研究に必要な統計データを身近に取ることが難しいこと、政治の中に経済学者が少なく、政策として実践する場が少ないことが指摘されています。

大学関係の知人によれば、世界銀行など国際機関のプロジェクトに日本人経済学者の参画が増えれば研究の幅が広がり受賞のチャンスも増えるだろうとのことです。

〜 「夫の言動と妻の幸福度も研究して!」小谷野でした 〜


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(出典:「大脱出 健康、お金 格差の起源」みすず書房)
posted by 小谷野幹雄 at 14:49| 2015年

2015年11月05日

VW(Vision & Hard Work)〜ノーベル賞学者の座右の銘〜

小谷野です。

京都大学iPS細胞研究所の山中 伸弥所長の話を聞きました。
10年前にTLO(大学技術の民間移転)の件で当事務所に相談に来られたときとは比較にならない程の時の人であり、ドッグイヤーを駆け抜けている最中でした。

iPS細胞の基本特許はあっても、米国のベンチャー等に応用面の特許を取得されると、薬がとてつもなく高くなり大衆の手が届かなくなる可能性があるので、様々な治療の応用分野においても特許を取るために研究員は疾走しているそうです。

ところで、山中教授の座右の銘は、米国留学中の恩師の言葉「VW」だそうです。
最近排ガス不正で話題になっている自動車メーカーのことではありません。
「Vision & Hard Work」しっかりとしたビジョンを持ち、猛烈に働くことをいいます。
山中教授も時々Visionから離れた判断を行いそうになるといいます。
例えば、お金をより多く集めるためには、マスコミ受けをよくするには、等々・・
今は「多くの難病の人を救うため」というビジョンに立ち返り、すべての判断を行うことを心がけているそうです。

民間企業でも同じで、ビジョンから離れた経営判断はその後大きなゆがみを生み出します。

〜 ゴルフの再生治療が必要な、小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 18:40| 2015年

2015年10月29日

神々の国〜熊野訪問〜

小谷野です。

和歌山県の熊野三山に行ってきました。
三山とは本宮、那智、速玉大社で、熊野古道等と2004年に世界遺産に指定されました。

名古屋から4時間の電車移動ですが、今風にいえばパワースポットです。
また人気の那智大滝も遺産指定されており、一段の滝としては落差日本一で、華厳、袋田と並んで日本三大名瀑といわれています。個人的には45年ぶりの再会でした。

この熊野周辺は自然崇拝の地として歴史は古く、後白河院が34回も参詣した話は有名です。
千葉県房総半島の勝浦、白浜といった地名も、この紀伊半島の勝浦、白浜が起源とされています。

ところで、訪問者の参拝儀式「二礼二拍手一礼(出雲大社では四拍手)」をじっと見ていた同行社長の言葉です。

「日本の伝統的な多神教では、教祖、宣教師、教典がない場合が多いね。
だから狂信的、熱狂的、迷信的な儀礼・儀式の束縛も少ない。
この緩やかな信仰スタイルは日本の経済発展にも大きく寄与したと思う。」

経営者が「神の声」が聞こえて正しい道に導かれたという話も聞きます。
「お客様の声は神の声だ」や「現場の神の声を聞け」、などとマネジメント層もよく「神」を使っていますね。
〜 うちの「かみ(さん)の声」も絶対です。小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 11:53| 2015年

2015年10月22日

凡事徹底〜当たり前をやり続けるのが難しい〜

小谷野です。

私どもの組織は、国際規格として品質に関わるISO9001と情報管理にかかるISO27001の2つを取得しています。

先週は、品質マネジメントISO9001の継続審査がありました。
結果は勿論合格ですが、毎度のことですが、ルールの周知不足による原始的な指摘事項(observation)があり、「梵事徹底」の難しさをあらためて感じました。

当たり前のルールに従って、業務をやり続けることの難しさです。
管理職からは、これだけ社内への情報発信、研修をしても周知ができていないことにボヤキが生じます。

ある方針やルールを周知するのには、一度や二度の伝達での周知は不可能であり、繰り返しの発信で「くどい」、と苦情が出るくらいがよい塩梅のようです。

〜 あなた、脱いだ靴は揃えて、当たり前でしょ 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 18:04| 2015年

2015年10月15日

インバウンドへの温度差〜訪日外国人数は歴史的〜

小谷野です。

最近街で見かけること。繁華街に大型バスが溢れていること。
大阪ではバスの2縦列駐車も見かけました。
最近苦労すること。出張するのにホテルの予約ができないこと。
お店で日本語が不自由な店員さんによくあたること。

訪日外国人の数は、本2015年は1600万人を超えると予想され(3年前の2倍)、さらに東京オリンピックまでは増え続け年間3000万人を超えると言われています。

私は流通業の役員を拝命していますが、店舗によっては、外国人観光客向け売上の占める割合が、20%を超える状況になってきました。なお年率30%以上の伸びを続け、歴史的な数値を記録し続けています。

多くの企業はこのインバウンド需要に対応すべく、積極的に大型投資を行っています。
また、我が国の外国人受け入れのためのインフラ整備は周回遅れですが、このねじれをビジネスチャンスとして新規事業を立ち上げる起業家も多くいます。

その一方で、積極的に対応しない社長さんのコメントです。
「東京オリンピックのあとのリバウンドは大きいに決まっているだろ。領土などの政治問題が燃え上がったら、インバウンド需要などぱったり止まるのだから、おっかなくて投資などできるかい。」

〜 あなた、インバンドってどんなグループ? 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 17:09| 2015年

2015年10月08日

ランキングの矛盾〜集計基準は無数〜

小谷野です。

日本人として落胆と発憤の1週間です。
先週は、英国教育専門誌Times Higher Educationにおいて世界大学ランキングが発表されました。
東京大学が23位から42位と大きく順位を下げ、アジア諸国の中でもシンガポールや中国の大学にも抜かれて、アジア首位から転落というショッキングな結果でした。

しかし今週はノーベル賞の生理医学、物理学と日本人受賞者が相次ぎ、大和魂が高揚しています。

ところで、ランキングは誤解を招くものも少なくありません。
命にかかわるものでいうと、病院ランキングは、手術数や症例数の多さが順位の根拠となっているものが多く、重要な術後の生存率(非公表)等は根拠となっていません。
術後患者の死亡率が異常に高い問題病院が、手術の数が多いという理由で上位にランキングされたりします。

経営の観点では、「ランキング」見出しは、雑誌部数を増やす、TV視聴率を上げる等商品の販売促進に重要なマーケティングのキーワードですが、統計方法は無数にあるので、受け取る側はその基準の理解が重要です。

〜 美女ランキング1位の妻(我が家の) 小谷野でした 〜



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posted by 小谷野幹雄 at 10:23| 2015年

2015年10月01日

説明責任(Accountability)〜活字の有無〜

小谷野です。

最近、アカンタビリティのトラブルをよく見ます。
Accountabilityといっても会計のことではなく、説明責任のことです。

どのような業界でも、顧客に製品・商品・サービスに関する重要事項の説明は必ず行います。
しかし、顧客から、説明を受けていないと言われるトラブルが多いのです。
書面やメールなど活字で残っていても、説明を受けてないとクレームになるのですから、口頭のみの重要事項説明は大きな問題を発生させます。
また、あまりにも当たり前のことと思い説明しなかったというケースもあります。
所属する業界では当たり前の常識が、他業界ではそうでないことがしばしばあります。

フォルクスワーゲンの排ガス規制不正問題で、不正プログラムは自動車機器メーカーのボッシュという会社が作っていました。
しかし、同社は納品の際に、当該プログラムは社内試験用で、正規の排ガス規制試験で使えば不法行為になるとの警告書を添付したそうです。
この警告書面の存在はボッシュ社の責任軽減に少なからず貢献すると思われます。

〜 あなた、そんなの聞いてないわよ?!小谷野でした 〜



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posted by 小谷野幹雄 at 16:03| 2015年

2015年09月25日

倫理問題は会社を潰す〜フォルクスワーゲンの不正〜

小谷野です。

フォルクスワーゲン(VW)は、トヨタ、GMに並ぶ巨大自動車メーカーです。
そのVWが、不正のプログラムを使って排ガス規制を逃れ、実際には基準値の数十倍のNOxをまき散らすそうです。
ディーゼルは、欧州発のクリーン・エンジンのイメージが定着しつつあったのに残念です。

今回の事件で、会社側の会計上の損失引き当ては9000億円程度ですが、世界各国への賠償金額は数十兆円になると言われています。


ところで、私は米国ビジネススクール時代、Business Ethics(企業倫理)の科目を履修しましたが、大学院生時代はあまり興味は持っていませんでした。
しかし帰国後に、消費期限改ざん、牛肉偽装、金融界の飛ばし問題など企業倫理に関わる事件で伝統的な日本企業が次々と崩壊していく様をみて、倫理(Ethics)問題の重要性を認識しました。

あらゆる事業活動において間違いやミスは避けられませんが、単純なミスは立ち直りも比較的早く、消費者から応援団が生まれる場合もあります。
しかし、悪意を持った不正は、賠償額のケタが大きいことに加えて、なによりも消費者の信頼を失い本業の継続が困難になります。
倫理の問題があるかないかは、その後の企業存続に大きな影響を及ぼします。

〜 道徳授業の記憶が無い 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 17:07| 2015年

2015年09月17日

睡眠力〜人生の3分の2が充実〜

小谷野です。

今週の「のびよう会」は、現在TVでおなじみの睡眠専門医である白濱龍太郎医学博士をお迎えいたしました。

睡眠障害の人たちが起こす悲惨な事故ニュースが後を絶ちません。
車、バス、電車の運転中にも起きています。

OECDの資料によると、日本人の睡眠時間は国際比較において韓国と並んで最も少ない国の一つです。
また、睡眠時間だけでなく、その質はもっと重要で、睡眠不良は糖尿病、高血圧など様々な疾患リスクを高めることが統計的に分かっています。
ビジネスの世界では睡眠不良は仕事の非効率を招きます。

いびき、呼吸が止まる、日中の眠気が常にある、起きた直後に睡眠感がない等の症状があれば、睡眠ポリグラフなどの睡眠の質検査を受けてみることが必要です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、多くの人が抱えていますが、放置は寿命にも大きく影響するようです。

人生の3分の1は眠りの中と言われます。
残りの3分の2の時間を充実させるためにも、睡眠力をあげることが重要です。

治療は、外科的治療から内科的治療(CPAP)、歯科的治療まであるようです。
生活様式の改善として誰にでもできるのは、朝方の生活、定期的な運動、スマホやタブレットを就寝前に触らないことなどでしょうか。


〜 コアラと呼ばれる息子には無縁か 小谷野でした 〜

(*)コアラ:1日18〜20時間も眠る動物


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posted by 小谷野幹雄 at 16:17| 2015年

2015年09月10日

褒めないオヤジ〜会社の人的承継〜

小谷野です。

父が作った会社を子供が継ぐのは素晴らしい話しですが、実際には簡単でありません。
親子の人間関係は難しい。実の子どもに対して親は厳しくなる。
小さな失敗まで、常に怒る親父がいる。これでは、後継者は育ちにくい。

ある会社で会長の父と社長の息子の関係は、怒鳴られ続けても耐えた息子の「忍」に上に5年も続いていましたが、ある日の対立で積年の恨みを吐露して息子は会社から去ってしまった。
誰の目にも優秀な後継者に見えていたので、子供を評価する言動が父親から正直に出ていればと残念なケースでした。

逆に、別の会社では見事な人的承継を見ました。
創業者は、会長職になったら息子社長に口出しをしないという信念を貫き通したのです。
こちらは、息子ではなくオヤジが「忍」の一文字でした。
そのかいあって、会社内の求心力は程なく父から子へ移管し、社員が社長と会長の双方に経営判断を伺う二重構造は、短期に解消されました。

〜 大人になった子供を褒めるのは難しい 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 15:13| 2015年

2015年09月03日

笑顔に勝る化粧なし〜笑うから楽しくなる〜

小谷野です。

人生の大先輩方と時間を過ごす機会がありました。
含蓄ある言葉が沢山でますが、印象に残った言葉の一つに「笑顔に勝る化粧無し」がありました。
別嬪さんも笑顔なければ、美しさ半減ですね。
職場の人気タイプ一番はいつも決まって、いつも笑顔でいる人だそうです。
人間以外の動物にはできない笑顔づくりは大きな力がありそうです。

海外の観光地でよく見る光景ですが、カメラマンがチーズと言うと、瞬間にいい笑顔を作る海外の人々の横で、日本人は仏頂面が並ぶことが結構あります。しかし、本人は笑っているつもりなのです(私もその一人)。笑顔作りが苦手な日本人といったところでしょうか。

先日、コールセンターの見学で、各オペレーターの机に大きな鏡が置いてあるので、勤務中に化粧でもするのかと思いましたが、そうではありませんでした。
お客様からの電話応対の際にオペレーターが笑顔を作っているか自己チェックをする為なのだそうです。
顔が見えない電話の声だけでも、表情が必ず相手に伝わってしまうそうです。

笑顔は、やさしさ、さわやかさ、おしゃれさ、健康なイメージなどを伝えます。
面白い、楽しいから笑顔がでるのではなく、笑顔を作るから面白く、楽しくなる、の発想も必要ですね。

〜 笑顔は万能薬 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 16:56| 2015年

2015年08月27日

動線〜効率化の鍵〜

小谷野です。

最近、役所内の動線の悪さに、役所仕事(red tape)という言葉を思い出すことがありました。
一つの手続きに、フロアー(階)移動が4回、並ぶこと6回、申請書類も疑問な記入項目が多く、窓口で意味が無い作業を強いているのではと指摘しても、昔から使っている様式ですのでとの回答でした。

ところで、人の動きである「動線」は様々な分野で重要です。
家を設計するのに、人の動線を考えない設計士や施主はいないでしょう。
日本の製造業の現場では作業員の動線を短くして世界に誇る生産性を維持しています。
流通業界などでは、顧客動線を分析する専門会社まであります。 

八王子に救急患者受け入れ率96%(驚愕)という北原病院グループがあります。
受け入れ率が高い理由は、救急患者を扱う動線の短さにあるそうです。
救急車が横付けされる場所の隣が処置室であり、その隣にMR室、CT室、X線室が配置されています。
動線の短さが、多くの救急患者の受け入れを可能にしているそうです。

〜 夜の動線が無駄だらけ 小谷野でした 〜



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posted by 小谷野幹雄 at 09:00| 2015年

2015年08月20日

ご当地意識の高揚〜高校野球の魅力〜

小谷野です。

今年100回目を迎えた高校野球は、巨人軍原監督の父子鷹で有名な東海大相模の優勝で幕を閉じました。

この野球大会は、大正4年(1915)から始まった熱狂的な国民的にイベントです。
私もかつて、早稲田実業が斎藤佑樹投手で甲子園に乗り込んだ年は、夏休みの1週間全てを甲子園で過ごしました。毎日が、父母会、早実・大学OBらと熱狂的な日々でした。

日本学生野球憲章によれば、「学生野球は、教育の一環であり、友情、連帯、そしてフェアプレイの精神を理念とする 」とあります。
高校球児の厳しい練習は日本古来の武道を彷彿させ、仲間と最後まで諦めずに戦うひたむきさは、大きな魅力です。
また、球児の日々の成長の目撃者になることができます。
今年の早実は「清宮君がいても、地区代表選抜も困難である」が、野球部OB連中の前評価でした。
しかし、生徒が日々成長して甲子園で準決勝までコマを進め、関係者は目に見える変化に魅了されたのでした。

また、日本各地域を代表する球児の活躍は、ご当地意識を高揚させます。
これが、国民的な熱狂の最大の理由かも知れません。

商売の世界でも、きめ細かなご当地ビジネスは評価も高く、成功事例が多いですね。

〜 頑張れ西日本球児! 小谷野でした 〜



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2015年08月13日

自存と共存〜終戦記念日〜

小谷野です。

まもなく終戦記念日ですね。自国に資源がない日本は、「自存自衛」を掲げて戦争を始めました。
開戦直前、石油やくず鉄等の資源の大部分を米国からの輸入に依存していましたが、その輸入元に戦争を仕掛けたのでした。
アジア諸国の資源を日本に運び、戦争を続けていく予定であったようです。

しかし、まともな護衛もつかない輸送船団は米潜や空からの無抵抗な標的となり、日本の海運力は太平洋に沈み、アジア諸国からの生命線は絶たれたのでした。
資源を持たない日本は、「共存共栄」という選択しかないことは、現代では周知のとおりでしょう。

マネジメントの世界でも、顧客との共存共栄は当然ですが、競争が激しい業界内にあっても「自存」以外に「共存」の理念が必要な場合が少なくありません。


〜 まだまだ妻と共存 小谷野でした 〜



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2015年08月06日

取捨選択〜ホテルオークラ建替〜

小谷野です。

ホテルオークラ本館の取り壊し作業が来月から始まります。
2020年東京オリンピックを前に高層化するそうです。
ホテルオークラの方に、最後のオークラ本館を案内していただきました。

ホテルオークラは、大倉喜七郎氏が1964年の東京オリンピックに向けて前々年に完成させたホテルです。
当初予算を遙かにオーバーした建設費だったようです(どこかで聞いた話ですね)。

世界からのお客を日本的建築美で迎えるオークラは、「意匠」に溢れたホテルです。ロビーで観光客の写真撮影の対象は、オークラ・ランタン(提灯)、本館ロビーのテーブルと椅子は紅・白の梅の花をデザインしています。この他にも、人々を魅了し続けた意匠、紋様が沢山です。

現在、何を残すか、何を残さないかの議論が喧々諤諤に行われているようです。
一方、取り壊しそのものの反対運動が外国人からも起こされているようです。


ところで、マネジメントの世界でも、残すものと捨てるものの選別は難しい。
経営資源は無限では有りませんから、投入対象の取捨選択、特に捨てる勇気と覚悟が必要となる局面がしばしば訪れます。

〜 捨てられない本のやま 小谷野でした 〜


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2015年07月30日

便利と破壊〜新興ビジネスモデル〜

小谷野です。

ネットを活用するビジネスモデルが次々と生まれています。
便利さや価格破壊をもたらすモデルが多いようです。

自宅や投資不動産を1日、週単位で貸し出すことができる仕組みがあります(Airbnbが著名)。東京都心マンションの一般賃貸だと利回りが4%程度ですが、ネットを使った日貸しだと10%近い利回りになる場合もあるようです。

外国人投資家で、日本の高層マンションで見晴らしの良い部屋を購入して、自国からの観光客に日貸しているオーナーもいるようです。
周辺住人は、夜な夜な外国人観光客のどんちゃん騒ぎに悩まされており、毎日不特定多数の外国人が出入りするので、マンションのセキュリティ機能は著しく低下し、また、住人なら誰でも使える共用スペースは外国人観光客で常に占有されているようです。

しかし、旅館業法上の問題は無く、東京オリンピックに向けて宿泊施設確保の観点から、政府は旅館業法の運用をさらに緩和していく方針を発表しています。

投資オーナーにとっては、ネット企業様々であるが、普通に生活している一般住人には迷惑千万のようです。

もうひとつ、世界に広まりつつあるサービスとして、一般人が自家用車を使ってタクシー業と同じ事をする、ライドシェア、タクシー配車などと呼ばれるサービスがあります。
スマホで簡単に一般ドライバーの配車が受けられ、タクシーよりも3〜4割も安く利用できるようです。一般ドライバーのよい副収入にもなります。
この仕組みはもともと、流しのタクシーもなく移動手段が不便な場所で急速に発達した仕組みですが、現在は、都市部に広がっているので、タクシー業界が壊滅的な打撃を受け、タクシードライバーによる、この配車サービスを行っている一般ドライバー対する暴動が起きている都市もあります。
世界からタクシーという業種がなくなっていくかもしれませんね。
こちらのベンチャー企業Uberは、上場前の時価総額で6兆円を超えているそうです。

〜 米西海岸から「便利と破壊」の波 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 14:16| 2015年

2015年07月23日

旦那になればお城めぐり?〜七月歌舞伎〜

小谷野です。

七月歌舞伎に行ってきました。
幕末から明治にかけて活躍した三遊亭円朝の代表作である、怪談話「牡丹灯籠」を観劇しました。
円朝は噺家としてだけでなく、新作落語の創作者としても突出した才能の持ち主でした。

貧しい「伴蔵」は、使えた主人の命と引き替えに幽霊からせしめた100両で始めた商売が繁盛しましたが、酌婦(若い女)にうつつをぬかし、天罰が下るというお話です。

人間国宝である坂東玉三郎が演じる伴蔵の古女房「お峰」に、観衆は沢山の笑いと涙をもらいました。
玉三郎の演技は、あまりにもオリジナルで完成度が高いので、セリフや言い回しを他の役者が真似ても、同じ舞台にはならないでしょう。

先週、片岡仁左衛門が人間国宝に認定されましたが、こちらも属人的能力の評価で当代限りというのが、芸の世界の面白さでしょう。
円朝を高座で演じる市川猿之助、伴蔵に市川中車(香川照之)、馬子に市川海老蔵という豪華メンバーでした。


ところで、伴蔵とお峰は貧乏時代は隠し事がなく、仲むつまじい夫婦でしたが、事業が成功しだすと、男は旦那と呼ばれて若い女のいる店に通いつめます。

現代においても、「お城」めぐりが好きな旦那衆はいらっしゃいます。
「姫路城、彦根城、・・・クラブ嬢、キャバクラ嬢、○○嬢・・」(本年2015年2月、膵臓癌で逝去した坂東三津五郎に対する尾上菊五郎の弔辞より)

 
〜 夜のクラブ活動よりも昼のクラブ活動(ゴルフ) 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 15:50| 2015年

2015年07月17日

冒険家は臆病〜細心大胆〜

小谷野です。

グライダーの女子世界記録を持つ櫻井玲子さんとお話をする機会がありました。
大学の同期で、このような冒険家の方がいたことに驚きました。

世界記録は、南米のアンデスで「宣言往復距離飛行1187km」及び「フリー三旋回点距離飛行1270km」とのことです。
気象学、航空力学、地質学など幅広い知識が必要で、飛行中はエンジン付きのオートパイロット的な機能はなく、常に上昇気流を捜し忙しくコントロールしていくのだそうです。

大変な冒険家ですが、本人は臆病な性格だそうです。
決して大胆不敵ではなく、「細心大胆」なのです。
ひとつの夢が終わると、次の夢を必ず追うそうです。
今の夢は、世界最高峰のエベレストを眼下にグライダーを飛ばすことだそうです。
上昇気流を捜して飛ぶグライダーでは相当な難題のようです。

経営マインドと似ていますね。大胆なことを次々に行う経営者が、実は石橋を叩いても渡らない慎重な性格だったりします。
現在の目標を達成すれば、それを次の目標達成のための手段に変えていくのも共通点です。


〜 理想と現実、攻めと守り・・・両極端の感性が重要 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 14:01| 2015年

2015年07月09日

仕事の進捗管理〜難しくても重要〜

小谷野です。

東芝の不適切会計が世間を騒がせています。
先送りした損失の金額が大きくなりそうです。

一般的に売上計上は、製品の完成、顧客への納品という客観的な事実と証拠があって行われるのですが、今回の事件のように、決算何期にもわたる長期のプロジェクトは、「進行基準」で売上を計上する場合があります。

70%までプロジェクトが終わったと売上を70%計上したら、実際は50%しか終わってなかったということが起きます。
費用も、実際に支払った金額ではなく将来の見込額ですから、低く見込んでしまえば利益が大きく出ます。
進捗査定と損益見込みという曖昧性があるので、「進行基準」は会計事件の温床になってしまいます。


ところで、一般企業のマネジメント現場でも仕事の進捗管理は重要です。
 
「○○君、明日迄の仕事大丈夫か?」
「大丈夫です。ほとんど終わって、あとは仕上げだけです。」

しかし、引き渡し当日になっても未完成で納品できずに顧客とトラブル。
ふたを開けてみると、仕事は仕上げ段階ではなく半分程度しか進捗していなかった、という話はよく聞きます。

進捗管理の手法は業種業界によって様々ですが、仕事の内容や手順は常に変化しますので、設定した進捗管理の基準も常に見直しをしなければなりません。

 〜 息子に、「Q:受験勉強の進捗は?」「A:ばっちりだよ」
                  「・・・」小谷野でした。〜

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posted by 小谷野幹雄 at 13:22| 2015年

2015年07月03日

2015年株主総会〜対話多し〜

小谷野です。

先週は、3月決算会社の株主総会のピークでした。
私も連日ひな壇から進行状況を見守りました。

日本の株主総会は大きく変わっています。昭和の株主総会は、特殊な株主が些細なネタで暴れる場であったり、企業スキャンダルを紛糾する場であったり、とネガティブな活況があったと思います。

最近は、一般の株主が業績や事業の内容に関しての質問や意見をするシーンを多く見かけます。先週も営業利益率を深く分析して、質問と意見を言う株主、今後の配当政策について質問する株主、新事業の詳しい説明を求める株主など、株主と経営者の対話ができる開かれた株主総会に近づいていると感じました。

かつては、株主総会で質問が全く無く20分程度で終わってしまうのが不満な経営者が、さくらで質問をしてもらうケースまであったと記憶しています。

〜 家族の対話はふえるのか 小谷野でした 〜



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posted by 小谷野幹雄 at 00:00| 2015年

2015年06月26日

計画なき者に実行なし〜事業計画が重要〜

小谷野です。

私は、お国の経営革新等支援機関(*)の認定を受けていることもあり、企業の事業計画作成のお手伝いをする機会が多いのですが、当初、金融機関などの依頼で会社を訪問しますと、「計画は社長の頭の中にある」とか「未来は分からないから計画など作らない」などと、計画作成に否定的な会社が少なくありません。

しかし、これらの会社が事業計画を作成し、さらに毎月の取締役会や経営会議に参加して進捗をチェックしていくことを繰り返すと、多くの会社が変わっていきます。
赤字会社が黒字転換したり、経営陣が明るく前向きに変わっていくのを見られるのは専門家冥利に尽きます。

ここで、渋沢栄一、吉田松陰の両名の明言(内容が似ています)を思い出します。

「夢なき者に理想なし
 理想なき者に計画なし
 計画なき者に実行なし
 実行なき者に成功なし
 故に、夢なき者に成功なし」

(*)認定支援機関とは、経営相談等が受けられる専門知識や実務経験が一定レベル以上の者に対して国が認定した公的な支援機関のこと。

〜 いつも夢の中 小谷野でした 〜


↓五ヵ年経営計画策定セミナー「社長の日」↓
http://nbyp.jp/page0102.html


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posted by 小谷野幹雄 at 11:12| 2015年

2015年06月18日

群雄割拠のコミュニケーション手段〜群発する閉鎖社会〜

小谷野です。

数多くの幹事を引き受けていますが、グループ内の人とのコミュニケーションにトラブルが多発しています。連絡を取り合うのが難しくなっているのです。このデジタル時代に何を言っているのかと嘲笑されそうですが、事実なのです。

まず、コミュニケーション手段が多すぎるのです。
Facebookだけでコミュニケ-ションを取っている人、LINEを主要手段にしている人、LinkedInを見る人、SMS(携帯の電話番号に文字を送る)を使う人、一般メールにおいても会社アドレス、個人アドレスに加えて
Yahoo、GoogleなどのWebメールを、内容によっては使い分けが必要な人、またメールアドレスやコミュニケーション手段を頻繁に変更する人もいます。

さらに、755、インスタグラム・・・「○○手段は超便利!」と叫んでいる若者を見るのですから、きっと使いこなせない私に問題があるのでしょう。


ソフト開発会社の囲込み戦略は、閉鎖社会をいくつも作ります。
個人的にはコミュニケーションが不便になったと感じます。

結局、最も重要になるのは携帯番号リストで、重要な連絡事項は一人ひとり電話を掛けていくアナログな自分を発見するのです。

昔のサラリーマン川柳「FAXは、今日には着くのかと、上司聞く」は、アナログ上司への蔑視が込められていますが、今の自分と重なります。

〜 アナログ回帰の小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 14:00| 2015年

2015年06月11日

クリエイターのセンス〜大学野球のポスター・ファイト〜

小谷野です。

大学野球のポスターに感心・歓心してしまいました。
それは、早慶のチアリーディング部のポスター・ファイトです(FB、HPをご覧の方は写真を参照して下さい)。

「ビリギャル(*1)って言葉がお似合いよ、慶応さん」
「ハンカチ(*2)以来パッとしないわね、早稲田さん」

ちなみに、チアリーダー部、吹奏楽部、野球部(員)、キャラクター人形それぞれの部門でポスターファイトを行います。キャッチ・コピーを考えた学生クリエイター諸君に脱帽です。


ところで、クリエイターのセンスとは、常に変化する時代の流れを読み、人々のニーズを捉え、時代の一歩先を読み、独創的で面白いものを生み出していく能力を言うようですが、マネジメントに必要な能力と似ていますね。人々の心を掴むことのできる学生クリエイター諸君は、将来マーケティングの世界でも重宝されるでしょう。

112年も前から行われている対戦カードですが、今回は最終戦の後、提灯行列(早大優勝パレード)が神宮から学舎まで行われました。

〜 センスないわよと言われ続ける 小谷野でした 〜


(*1)ビリギャル:偏差値30の女子高生が慶応に合格するまでの受験成功記で、
    本はベストセラーとなり映画化もされました。

(*2)ハンカチ王子:早稲田実業の甲子園優勝投手である斎藤佑樹投手のことで、
    早大に進学して同校野球部の黄金時代を作りました。


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posted by 小谷野幹雄 at 15:16| 2015年

2015年06月05日

社長は役者〜演技の巧拙〜

小谷野です。

経営は役者を演じることである、と言う社長に何人もお会いしました。

社内では風邪も引いたことがないと健康をアピールする社長。
実はあちこち悪く、密かに病院通いが多いのだよと言われたこともありました。

社内では満面笑顔で気力充実をアピールする社長。個別でお会いすると、眉間にしわを寄せて、肩を落としている姿をしばしば見かけます。

またある社長は、迷いや不安があっても従業員には決して話したり相談したりしないそうです。
事業は山あり谷ありで、経営者が従業員に弱音を吐けば、うろたえた社長のイメージという後遺症が残ると言うのです。
事実、その時は大変な逆境と感じて大いに悩んだ事も、時間が経って振り返ると、長い経営の中では大したことでは無かったという場合が多いそうです。

役者としての演技力が、組織運営の巧拙に影響するようです。

〜 役者と思えば、歯の浮く言葉も女房に 小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 11:41| 2015年