2018年12月13日

未来へのパス〜今を全力に〜

小谷野です。

今月の「のびよう会」は望年会として、目黒雅叙園で行いました。
今年はスポーツ年でした。平昌での冬期オリンピックで日本選手団は史上最高の成績を納め、ロシアでのサッカーワールドカップでは日本は見事に1次リーグを突破して決勝トーナメントに進出しました。

そこで講師には、TVでもおなじみのスポーツ・ジャーナリスト、元Jリーガーの中西哲生さんをお招きし「サッカーから学ぶ勝つための組織づくり」の講演を頂きました。

中西さんは、私が役員を拝命している、
一般財団法人ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーションの賛同アスリートとして復興支援の町でのサッカー教室などで大変お世話になっています。講演では沢山の「気づき」を頂きました。

<モチベーション力>
自発力が組織活力の源泉
選手や部下が心のコップを伏せているのをひっくり返して上に向け、積極的になってもらうには、まずは相手に興味を持たせる事が最も大切で、何故やるのか納得できる説明、そして表情は笑顔で接することが重要。

<今を全力で生きる>
長友選手のインタビュービデオは記憶に残る物でした。
中西さんの質問「5年後の自分が、現在の自分へのアドバイスをするとしたら」
長友選手の回答「今を全力で生きなければ未来がない」

全力で生きるために念頭に置くことは、
残された時間は少ない
未来の時間をいま使わない
今やらずに先送りしたら、未来の時間を消費してしまう

そして、中西さんが名古屋グランパス時代に師事したアーセン・ベンゲル(*)監督の言葉は印象に残りました。

Pass should be future.
Not past, not present.
(パスは未来に出すもので、過去や現在に出すのではない。)

<自分が変わるのが楽>
変えられない物はたくさんある。
審判、観客、会社、社会、家族・・・
誰かがなんとかしてくれるわけではない
変えられない物を変える努力よりも自分が変わる方が楽
例:判定を覆そうとするのではなく、もっと高度な技術を身につければ良い

〜 そだねー(2018年の流行語大賞)小谷野でした 〜


(*)アーセン・ベンゲル
95-96名古屋グランパスで指揮を執った後、
イングランドプレミアリーグ・アーセナルの監督を22年務めた歴史に残る名監督。


2018121301.JPG
2018121302.JPG
posted by 小谷野 幹雄 at 14:12| 2018年

2018年12月06日

空白恐怖症〜スマホで目つきが悪くなった?〜

小谷野です。
電車の中で、眉間にしわを寄せた顔をたくさん見かけます。
殆どの人がスマホの画面とにらめっこしています。
人々の表情だけを見ると、治安の悪い国に来たみたいです。

ゲームに夢中な人は必死なので表情は険しく、仕事メールやプライベートSNSを指で打っている人の表情も忙しそうで険しいです。
楽しくない内容も多いようで、読みながら眉間にしわを寄せていくケースもよく見ます。
また私のように老眼で、眉をひそめないと文字を読めないおじさんもいます。

ところで、働き方改革によって今の社会人は昭和の時代と比較にならない程長いプライベートの時間を持てるようになりました。
しかし、スマホはこのプライベートな時間まで忙しくさせ、時の経過を早めているように感じます。
トイレも食事中もスマホを肌身離さず、枕元にも置いている人が多いようです。
これでは体の休暇は増えましたが、脳の休暇は減っているのではないでしょうか。
休みなく脳にストレスを与え続けると、脳の健康を阻害しないかと心配になります。

今週、小学館の国語辞典「大辞泉」の新語大賞2018年で、「空白恐怖症」が選ばれました。
常に忙しくないと不安になり、予定がないことを恐れる心情を病気に例えた言葉のようです。
現代人は、浦島太郎の竜宮城にいて、楽しさ(忙しさ)からふと我に返ると時の経過が異常に早かったことに気づき、平均寿命の伸びに反して人生は短くなったと感じるのかもしれません。

〜 顔のリフティングがしたい、小谷野でした 〜


20181206.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 13:32| 2018年

2018年11月30日

モチベーション力〜真のおもてなしとは〜

小谷野です。

日本パラリンピック委員会副委員長の高橋秀文さんの話を聞く機会がありました。
パラリンピックの意義は、パラリンピアンの力を通じて人々に気づきを与え理想の共生社会を実現させることで、様々なパラリンピアンのエピソードをご紹介いただきました。

日本の障がい者ノルディックスキー選手、新田佳浩さんのエピソードです。
クロスカントリー、バイアスロンの種目でパラリンピックに4回連続で出場されています。
新田選手は3歳の時に、祖父の操作する脱穀機に腕を巻き込まれて肘以下を失いました。
その後の成長過程において祖父との関係は言葉にできないほど深いものであったそうです。

「大好きなおじいちゃんに金メダルを」
これをモチベーションとして競技人生に打ち込み、そして見事に2010年バンクーバー・パラリンピックで金メダルを獲得し、祖父にプレゼントしました。
祖父はその後間もなく亡くなり、新田選手は目標、モチベーションを失い、ソチ・パラリンピックではメダルがなく、競技人生が危うくなったそうです。

しかし、その後結婚して2人の子供ができ、「おじいちゃんから、子供のために金メダル」のモチベーションから、今年37才で平昌パラリンピック・クロスカントリーで見事に復活、金メダルを獲得しました。

経営的な観点からは、松下幸之助の「部下のモチベーションを上げる、盛り上げることが、マネージャーの最大の仕事である」という名言を思い出しました。

ところで、真の「おもてなし」の話にも啓蒙されました。
2020年東京パラリンピックにおいて世界から集まる4400人のパラリンピアンへの真のおもてなしは、浅草寺や東京スカイツリーではなく、会場を埋める観客だそうです。
空港、ホテル、会場を往復する選手への最大のおもてなしは、各会場を日本戦以外も満席にすることであり、「無関心は最も恥ずべきことです」と力説されていました。
つまり、チケット購入だけに協力するのではなく、実際に会場に足を運ぶことが重要と念押しされました。そこで、引用されたマザーテレサの言葉です。

「愛の反対は憎しみではなく「無関心」です。」


〜 家では無関心の対象、小谷野でした 〜




20181129.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 10:56| 2018年

2018年11月22日

段取り八分、仕事二分〜非効率の兆候〜

小谷野です。

高いホワイトカラーの生産性を維持するコンサルテング会社の役員の方から、部下評価の話を聞く機会がありました。

部下の能力で最も重視するのは「段取り力」とのことでした。
そこで、逆説的に段取力の弱さは具体的にどのように現れるのか聞いてみました。
絶対ではないですが傾向としていくつかを掲げてもらいました。

・目先の仕事にすぐ取りかかる人間
指示を受けた仕事を、反射的に作業を始める人間は、仕事の全体像とタスクの数・順序・タスク毎の時間設定をしないで作業に入るので結果的に仕事も遅く品質も良くない場合が多い。
またその逆の先入先出型、先に入ってきた仕事を常に先に行う人も同様。
優先順位をつけられないのは致命的です。

・スケジュ−ル表が大雑把で空欄が多い人間
往々にして目先バタバタしている人間に多く、段取りがされていないので仕事の成果は小さい。

・仕事途中での上司や顧客への報告・相談がない
自分の世界の入ってしまうナルシスト的なタイプは、仕事のやり直しが多い。

・締め切りよりも内容にこだわる
能力は高くても、内容を優先して期限意識が低い人間は少なくない。
100%のモノを期限後に出すよりも、期限までに80%のモノを出す方が重要で、締め切り軽視は致命的といいいます。

・時間単価の意識が低い
受注額からその仕事に消費できる目標時間数の意識が低い。
自分の時間当たりのコスト(個人の給与単価ではなく、間接費も賦課された時間単価)の認識が低い。

・帰る時間が決まっていない。
仕事が終わったら帰るという、時間設定のない昭和の働き蜂の美談は現在では単なる非効率社員。
同じように、休みについても仕事が暇になった休みを取るという人間も同じ傾向がある。

・非効率なメールのやりとりをする人間
例えば、アポの取り方で相手に日時案を出させる人間。
アポを取る側から、複数の日時を提出して調整するのが効率ビジネスの基本。

そういえば過去、私の部下が下記のメールやりとりをしていました。
(部下)「社長さん、ご都合の良い日時を複数出してください」
(社長)「〇月〇日〇時、〇月〇日〇時、〇月〇日〇時」
(部下)「その日時はすべて都合が悪いので,その他の日時を出して下さい」
(社長)「〇月〇日〇時、〇月〇日〇時、〇月〇日〇時、」
(部下)「申し訳ありませんが、その日時も都合が悪いので、その他の日時の提示をお願いします」

3回もやりとりして日時は決まりませんでした。
相手の都合を優先させようとする気遣いからでしょうが、カウンター・オファー(提示)もしないビジネス・メールは非常識です。
本件では、「日程調整ひとつで、こんな無駄なやりとりに付き合っていられない、社員をしっかり教育しろ」と、直接お叱りの電話を受けました。

〜 家事の段取り悪しと叱られる、小谷野でした 〜


20181122.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 15:00| 2018年

2018年11月15日

二刀流〜驚きと感動〜

小谷野です。

米国野球大リーグでは、大谷選手が新人王を受賞したそうです。
ベイ・ブルース以来といわれる投手と打者の二刀流での活躍は、日本のみならず米国でも大きな驚きや感動を与えたようです。アマチュア野球では見かける「エースで四番」ですが、プロになると投手か打者かどちらかを選択させられ二刀流の花はなかなか咲くことがありませんでした。


ところで、歌舞伎界でも400年の歴史の中で類まれな二刀流が話題になっています。
既に歌舞伎役者として活躍し、女方として人気を博している尾上右近さん(音羽屋)が、2018年2月に江戸浄瑠璃清元節の名跡、清元栄寿太夫7代目を襲名したのです。

尾上右近さんは昨年、市川猿之助さんが舞台で骨折するアクシデントの後、スーパー歌舞伎ワンピースの主役ルフィーを2ヵ月間演じきったことでも名声が上がりました。

この二刀流が、今月歌舞伎座で見られます。
同じ興行で見られるのも稀有なことです。
演目『お江戸みやげ』では、尾上右近さんは娘役を役者として演じ、「十六夜清心」では、清元として役者の心情やストーリーを語ります。これらの才能が非凡であることは、私のような素人にもよく分かりました。

経営の世界でも、選択と集中といわれた時代から、最近は多様化、二刀流経営という言葉をよく目にするようになってきました。
携帯会社は、通信業とコンテンツ業の二刀流経営を実践し、中小製造業は下請けとオリジナル製品の開発製造という二刀流経営を目指し、コンサルティング会社は継続顧客とスポット顧客へのサービスという二刀流経営を行っています。

〜 昼夜二刀流も虻蜂取らず、小谷野でした 〜

20181115ブログ.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 15:54| 2018年

2018年11月08日

100才時代は既に到来している〜古稀のお祝いより〜

小谷野です。

古稀のお祝いに出席する機会がありました。古稀の意味は、70年も生きる人は希(まれ)であることからきていますが、今では決して希なことではありません。

お祝いのスピーチからの引用です。

「三十、四十は、鼻タレ小僧!
 五十、六十は、花ならつぼみ!
 七十、八十は、働き盛り!
 九十になってお迎えが来たら、百まで待てと追い返せ!」

このスピーチの趣旨は、年配者にさらに元気に長生きしてもらうため勇気づけるものですが、このスピーチで言う100才時代は既に到来していると思われます。


2018年日本の厚生労働省が発表した平均寿命は、女性が87.26才、男性81.09才で過去最高を更新しています。
しかし、この平均寿命は「ピリオド平均寿命」と呼ばれ、現状の死亡率がそのまま続くという仮定ですから、医療の進化、働き方の変化など将来の環境変化が考慮されていません。
一方、将来の平均死亡率の低下を反映した「コーホート平均寿命」は大きな数値になります。
世界的ベストセラー、ロンドン・ビジネススクール教授リンダ・グラットン&アンドリュー・スコット共著『ライフシフト』(東洋経済新報社、2016年)に記載ある研究では、既に2007年に日本で生まれた子供の寿命期待値は、女性114才、男性108才で100才を超えています。

今年の本庶先生のノーベル賞研究のように、がん治療の革命が続いている現状を考えると、「100才時代は既に到来している」というのは絵空事ではないと思われます。定年退職して40年も残りの人生があります。
40年働いて40年リタイア生活というのもバランスが悪く、人生最大のリスクが長生きしてしまうことになってしまいます。
これからは、60代の大学(院)生も増え、冒頭スピーチの「60代はつぼみ、70代80代働き盛り」は現実味を帯びてきます。

〜 エージ・シュート(*)がしやすくなる、小谷野でした 〜

 
(*)ゴルフで自分の年齢以下のスコアをだすことで、多くのゴルファーの憧れのプレーです。

20181108.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 14:57| 2018年

2018年11月01日

芸術の秋〜徘徊の秋〜

小谷野です。

スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、どの秋も真っ盛りです。
現在東京には世界から著名な美術品が集まっています。
徘徊癖のある私が最近訪れた美術館からです。

・フェルメール展(上野の森美術館〜2019.2.3)
 世界で不動の人気、17世紀のオランダ画家、フェルメールの作品数は
 僅か35点ほどと言われています。
 そのうち、9点が上野に来ています(1点は途中で入替)。
 丁寧に書き上げられた彼の絵は、オランダ絵画黄金時代を堪能できます。
 昨年ダブリンでのフェルメール展見学以来、まとまって鑑賞できました。
 ところで余談ですが、昔エジンバラのスコットランド国立美術館で
 フェルメールの絵を探せず、係員に聞いても言葉が通じず往生しました。
 発音がフェルメールではなくヴァーミアー(Vermeer)だったのです。
 このときのフェルメール最大サイズの絵画「マルタとマリアの家のキリスト」も
 エジンバラから来日しています。

・ルーベンス展(国立西洋美術館〜2019.1.20)
 16-17世紀のバロック期、フランドル(オランダ・ベルギー・北仏、
 日本では、フランダースの犬で有名な地域)の巨匠です。
 肉感溢れる大きな作品が多いので、いつもながら圧倒されます。

・ピエール・ボナール展(国立新美術館〜2018.12.17)
 パリ、オルセー美術館の特別企画です。妻のマルトや室内情景が多く、
 親密派、日本かぶれのナビ派などと呼ばれたやわらかい色使いは、
 女性や身近なモノへの優しさを感じます。

・フィリップ・コレクション(三菱一号館美術館〜2019.2.11)
 20世紀前半に米国ワシントンで近代美術の収集に人生を捧げた(大げさ)
 フィリップ氏のコレクションの一部、セザンヌ、ドガ、ゴッホ、マネ、モネ、
 ピカソ、ブラック等々、蒐集の時系列で展示されています。

芸術は、勉強して理解するモノ、高尚なモノ、贅沢なモノ、
生活に関係ないモノと遠ざけけないで、徘徊して眺めるだけで、
他の動物にはない人間だけ(?)の芸術文化が楽しめます。

〜 にわか評論家、小谷野でした 〜


20181101-1.jpg
20181101-2.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 15:19| 2018年

2018年10月25日

eスポーツ〜TVゲームがオリンピック種目?〜

小谷野です。

eスポーツとは走ったりボールを打ったりしないで、
イスに座ってTVゲームの中で対戦するスポーツをいいます。
先月までインドネシアのジャカルタで開かれたアジア競技大会では、このeスポーツが正式な種目ではありませんが公開競技として採用されました。

日本人がサッカーゲームで金メダルを獲得しました。来2019年茨城国体でも採用され、「都道府県対抗eスポーツ大会」として実行されるようです。
また、このeスポーツは米国・中国で先行していて、巨額な優勝賞金の大会も開催されているようです。
TVゲームがスポーツなのか疑問が生じますが、言葉や概念の定義は時代とともに変わるのでしょう。

そもそもスポーツとは大きな身体運動を伴うものと思っていました。
しかし、考えてみればモータースポーツは体の一部を動かすだけですし、カードゲームやボードゲームもマインド(脳)スポーツなどと呼んできたのですから、椅子に座ってピコピコやるゲームをスポーツと呼んでも不思議ではないのかもしれません。

しかし、正式にスポーツと認められる、つまりオリンピック種目として認められるにはまだまだ道のりは長そうです。
このブログでも以前紹介したようにWHO(世界保険機構)は、2018年ゲーム依存症を病気として認定したという社会背景や、eスポーツで採用するゲームソフトが特定企業を支援することになるという批判もあります。
例えば茨城国体ではコナミのサッカーゲーム『ウイニングイレブン』の採用が決まっているようです。

子供からゲームを取り上げたい親の観点からは、眉をひそめる社会の動きでしょう。
子供達が休日にも関わらず、外に行かず12時間以上もゲームをしているのは珍しくない光景になりました。

ところで、今年のスティーブン・スピルバーグ最新作『レディ・プレイヤー・ワン』はVR(バーチャル・リアリティ)世界の争いとリアルの世界での争いが交錯する、不思議な映画でした。

〜 バーチャルとリアルは区別したい、小谷野でした 〜


20181025.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 14:12| 2018年

2018年10月18日

イグ・ノーベル賞〜笑わせ、考えさせる〜

小谷野です。

今年もイグ・ノーベル賞の授賞式がハーバード大学でありました。
イグ・ノーベル賞は、「笑わせ、そして考えさせる」をコンセプトにした1991年から始まったノーベル賞のパロディー版とも言われます。

日本人が見事に12年連続受賞となりました。
長野県の昭和伊南総合病院の堀内博士が大腸内の内視鏡検査で、座ったまま自分で使用できる方法(通常は横になって行う)を開発したのがその受賞理由です。検査が身近になり小児患者には特に役立つそうです。

2018年は、この他、

・ジェットコースターで腎臓結石、尿管結石を除去する研究
・チンパンジーが人間の真似をすることの証明
・人間の唾液が洗剤と同等の働きを持つことを測定した研究
・自動車運転中に叫んだ暴言頻度、動機、その効果の測定

などなど、どれもまずは笑いを誘います。

現在、東京水道橋の東京ドームシティでイグ・ノーベルの世界展を開催中(〜11/4)です。
過去の受賞研究がパネルや立体模型でよくまとまっています。
ノーベル賞とイグ・ノーベル賞の国別受賞者数を並べてみると、発見がありました。
ノーベル賞受賞者数上位であるドイツのイグ・ノーベル賞の受賞数が異様に少ないのです。
お堅い文化感、奇人が少ないのか理由はよく分かりません。
こんな発見でも、賞に応募したくなります。

〜 IGNOBLE(下品)とよくいわれる、小谷野でした 〜

1.png

2.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 14:58| 2018年

2018年10月11日

障がい者スポーツ〜失ったモノを数えない〜

小谷野です。

日本障がい者スポーツ協会の役員の方の話を聞く機会がありました。
「活力ある共生社会の実現」が理念として活動されていますが、もう一つ、障がい者スポーツの精神を表す印象的な言葉がありました。

「失われたモノを数えるのではなく、残された機能を最大限に活かす」です。

両腕のない卓球選手の話は感動的でした。
卓球は、車いすクラスと立位クラスを分け、さらに障害の程度によって細かくクラス分けされます。
両腕のない卓球選手は、子供の頃事故で両腕を失いましたが、大好きな卓球は忘れることができなったそうです。

この方の試合をYouTubeで見ました。ラケットを口にくわえラリーを繰り返します。
しかし、サーブはどうするのか。トスは、足で上げるのです。
このトスを上げるために片足は靴を履かず素足でした。
まさに残された機能を最大限に活かす姿でした。

プレー内容は、五体満足な選手と激しいラリーができるほどでした。
この他両下肢切断の人、義足、片腕、クラッチ(杖)使用の人などの試合を見ても、すべてがスーパー・アスリートと呼べるレベルでした。
この人達には卓球でも敵いませんが、不撓不屈の精神力でも敵わないと感じました。
ゴルフで、年齢とともに飛距離が落ちたという不平不満は、自分も含めてよく口に耳にします。
しかし、失った飛距離を嘆くより、正確性を磨く努力をすれば若い頃よりもスコアは良くなるのです。

〜 失っていく髪の毛の数はもう数えない、小谷野でした 〜


20181011.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 17:52| 2018年

2018年10月04日

本当に見つけたいモノを探し続ける〜本庶教授がノーベル賞〜

小谷野です。

京都大学の本庶佑(ほんじょ・たすく)教授が、日本人として2年ぶり、26人目の「ノーベル医学生理学賞」を受賞しました。
免疫機能からがん細胞を攻撃する仕組みを発見し、あの夢のガン治療薬といわれたオプジーボにも使われ、多くの命を救いました。

本庶さんの記者会見で、心に残った言葉がありました。  
「自分が本当に見つけたいモノを探し続ける、今できることに逃げない」

ビジネスの世界で、仕事の優先順位をつけるときに使うマトリックスがあります。
1.緊急性があり重要性が高い
2.緊急性があるが重要性が低い
3.緊急性はないが重要性が高い
4.緊急性はなく重要性も低い    

多くの従業員、経営者とも緊急性から1と2の仕事に追われて終わってしまいます。
しかし、経営においては3が重要であり、緊急性よりも重要性を優先する勇気、3の時間を増やすための仕事の段取り力が必要と言われます。これは、時代をつくる最先端の研究者の世界においても同じだったようです。

ところで、最近20代の若者の集まりで気になったことです。転職話に花が咲いているのです。
現在、人手不足の環境から、インターネットの転職サイトに登録すると沢山のオファーが来るようです。
若者の転職視点は、給与がいくら上がるかで、現在の1.5倍以上になるオファーを前向きに検討しているそうです。目先の給与水準でふらふらしている若者には、本庶さんが言う「自分は何が本当にしたいのか」は優先事項ではないようです。

余談ですが、転職失敗談義をしているテーブルもありました。
転職時に約束された年収は支払われることがなかったという話でした。
つまり転職後1年も会社にいられなかった人たちです。
オーナー社長に気に入られなかった、上司に能力を見切られた、仕事内容について行けない、など様々な理由で短期間で会社にいられなくなったそうです。
また、前の会社で当たり前と思っていた住宅補助など各種手当、食事支給など福利厚生制度がなかったり、残業の考え方が異なったりと、実質的な年収は横ばいであったと不平不満を言っている若者もいました。

〜 未決済BOXの山をじっと見つめる、小谷野でした 〜


20181004.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 11:39| 2018年

2018年09月27日

洗足学園音楽大学公演会〜音楽は、ひと、未来、世界をつなぐ〜

小谷野です。

神奈川県川崎市の洗足学園と言えば小学校受験、いわゆるお受験の世界で著名中学への進学率の高い初等部が有名ですが、音楽大学としても平原綾香さんはじめ著名なアーテストを多数輩出しています。

今週、この音楽大学の新教授による就任披露演奏会があると聞いて駆けつけました。
声優アニメソングコースの教授に就任した堀江美都子さんは、70年代のミリオンセラーであるキャンディ・キャンディの主題歌はじめ、紅三四郎、ひみつのアッコちゃん、サザエさんのうたの披露で、ホールの年配方々が盛り上がっていました。
東京芸大首席卒業の清水将仁さん(ピアノコースの教授就任)のピアノ演奏も特筆モノでした。

大トリはお目当ての古澤巌さん(弦楽器コース客員教授就任)と学生達の演奏。
個人的にお気に入りのイタリア人作曲家、ロベルト・ディ・マリー(1956〜)の「Side to Side」を白い革靴、スカーフ、帽子といった出で立ちで踊りながら演奏している身のこなしは、マイケルジャクソンがバイオリンを持っているようでした。

ところで、音楽とは何なのかを説明しようとすると、コミュニケーションの手段、絵画などの空間芸術ではなく時間芸術、律動・旋律・和声・・など哲学的になりますが、この音楽大学のコンセプト「ひと、音楽、未来、世界をつなぐ」はとても分かりやすいものでした。

〜 全部無料なので心苦しかった、小谷野でした 〜


20180927.jpg
古澤氏の本年発売のCDジャケット(ナポリの卵城前で決めています。)
posted by 小谷野 幹雄 at 15:17| 2018年

2018年09月20日

守備陣の再評価〜のびよう会ゴルフコンペ〜

小谷野です。

先週の第119回「のびよう会」はゴルフコンペでした。
男子プロツアー(*)の直前コンディションという難コースに、腕自慢の皆さんが挑戦しました。ラフは10cm以上で、これが本物のラフなら、普段プレーしているゴルフ場にはラフがないと言う方もいるほどでした。

ゴルフはミスを減らすスポーツ、プロとアマチュアの違いは何かと聞かれると、「プロはミスが圧倒的に少ない」と言われます。
1回のナイスショットよりも1回のミスショットの方がスコアへの影響が大きい場合もあります。

また、野球ファンの友人によると、プロ野球の世界でもチームの失策(ミス)数の多さとチーム成績の悪さは比例するそうです。
会社でも、ミスが多い人ほど残業が多く、ミスが少ない人ほど正確で仕事が早いという評価があります。

ところで、経営者の評価の目は、ついつい攻撃陣に向けられるので、守備陣はミスが出た場合に怒られるだけの存在になりがちです。
ミスの少ない守備陣の評価を上げていかなくてはバランスを欠くとゴルファー経営者で得心されている方もいました。

現在、当事務所はISO審査の最中ですが、これも攻めではなく守りの側面、ルールや手順書通りの行動ができたか、ミスがないかが審査のポイントです。

〜 防御なくして攻撃なし、小谷野でした 〜



(*)男子プロゴルフツアー、第50回ダイヤモンドカップが
本日から武蔵カントリークラブ笹井コースで開催されています。


20180920.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 18:19| 2018年

2018年09月13日

なんでもハラスメント〜過剰反応?〜

小谷野です。

異業種のマネジメント交流会がありました。リーダーシップ論、ソシオビジネスなど様々な話題が取り上げられ、その中で、ハラスメント問題も取り上げられました。

マスコミ報道が多すぎて、皆さん辟易感のあるテーマでしたが、以下発言者の要旨です。

(学校・家庭)
先生は生徒に対して、体罰はもちろん、指導であっても強い言葉、威圧的な行為はできないそうです。
この結果、怒られないから、宿題を全く出さない児童・生徒が増え、漢字・英単語の小テストのゼロ近い点数が増え、学力格差が大きくなったそうです。
周知の通り、強い言葉で児童・生徒を指導すると、モンスター・ペアレントが学校に苦情で乗り込んでくるそうです。

また自宅においても、親から強く叱られると、自ら虐待があると110番する児童・生徒も珍しくないそうです。叱られることなく育った人たちの社会の行き着く先が不安になります。

(企業内)
社員旅行で宴会における部下のセクハラ言動が大きな問題となり、部門長として監督責任を問われて左遷された方もいました。
その後、その会社は全社において社員旅行は取りやめになったそうです。
また、部下を飲食に誘ってもパワハラになるので保身のため社外活動は一切誘わない、部下とプライベートな話はしないことを徹底しているという管理職の方もいました。職場の活力が失われたと感じるそうです。

(口説き)
労務の専門家の方が、いつでも・どこでも・なんでもハラスメントになる時代になったと言っていました。
スメハラ(臭)、マタハラ(妊婦)、カラハラ(カラオケの強要)・・・
非公式ですがハラスメントの種類は40以上もあるそうです。
何をした、何をされたが本質的な問題ではなく、「相手が不愉快に思う」ことが問題であり、全く同じ行為でも相手によっては問題にならないそうです。

余談で、適齢期の異性への口説きもセクハラ、ストーカー行為となる場合もあるので、若者が臆病になり、未婚率上昇に拍車がかかるのではと心配していました。
ちなみに2015年の国勢調査では、50才で一度も結婚したことがない人の割合は、男23.4%、
女14.1%でした。

(被害者は加害者)
ハリウッドの「#Me too(性被害者)」運動の主導者が、少年への性的暴行で和解金4200万円を支払った報道をとりあげ、だれが被害者か加害者か、だれが敵か味方もよく分からないとの意見もありました。


(被害者不在の事件)
パワハラをしたとしてスポーツ指導者が処分された事件では、被害者とされた選手は指導の一環であってハラスメントの事実・被害はないと記者会見を開きました。
このように、組織内の抗争手段として利用される恐れがあるという意見もありました。
スポーツ業界のパワハラ報道は、当分続きそうです。
放置されている異常な行為は是正されて当然ですが、当事者以外の異様な過剰反応を指摘する声が多かったと感じました。

〜 対人恐怖症になりそう、小谷野でした 〜


20180913.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 14:15| 2018年

2018年09月06日

災害救助犬〜1億倍の嗅覚〜

小谷野です。

NPO法人ピースウィンズ・ジャパンの大西純子さんから、災害救助犬の話を聞く機会がありました。

東日本大震災、今年の西日本災害等の国内災害はもとより、世界中の災害現場を飛び回っているそうです。

当日もインドネシアの災害地の活動から帰国した直後でした。
犬の嗅覚は人間の1億倍だそうです。遠くから感知できる能力だけでなく、分析力も人間的に言えば分子構造レベルの感知ができるほど精緻だそうです。
具体的には、がれきに埋もれている人間の吐き出す二酸化炭素を感知して知らせることができるそうです。
人間界の技術進化のスピードがどれだけ早くても、ロボットがこのレベルに達するのはまだまだ遠い将来のことになるでしょう。

災害救助犬と警察犬の違いについても教えて頂きました。
警察犬は、追跡が重要な任務で鼻を下向きに使い、災害救助犬は空気中の浮遊分子を嗅ぎ分けるので鼻を上に向けていること、また警察犬は追跡のための元となる原臭が必要ですが、災害救助犬は特定の原臭ではなく不特定多数の人間の臭気を探すことができます。

ところで全国の「譲渡センター」では、殺処分を避けるために、飼い主のいないペットたちの里親探しをしています。
東京都の小池知事も言明している殺処分ゼロ運動は全国で活発なようです。
ペットセラピー(病気の治療、心の癒やし)のために新しい飼い主になるケースも多いそうです。
災害救助犬の世界においても、このような殺処分直前の犬を教育訓練して世界で活躍させているケースもあるそうです。

〜 「譲渡センタ−」送りが近い、小谷野でした 〜


20180906.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 17:20| 2018年

2018年08月30日

夏休みの自由研究〜雷の仕組み〜

小谷野です。

あっという間に夏休みシーズンが終わります。
宿題に大慌ての子供達も多いのではないかと思います。

この夏、群馬県で大きな雷に遭遇しましたので、雷の自由研究です。

・雷はどのように発生するの?
 地表の湿った空気が暖められて上昇気流となり、上昇して氷点下に達すると
 雲の中に氷の塊ができ、重さで下降する際に氷の粒どうしがぶつかって電気が発生し
 大きくなると積乱雲になり、電気の力も大きくなり、放電して落雷になるそうです。
 ところで、雷の発生しやすい時期は夏だと思っていましたが、
 石川県のように冬に多い地域もあるようです。

・雷の落ちやすい場所は?
 これは、背の高い場所、金属類などの素材とは関係がないようです。
 大きな木の下で雨宿りしている時に木に雷が落ちて、人に電気が飛び移る(側撃雷)
 の事故も多いそうです。

・雷の発生場所との距離の測り方
 これは、正解者も多いでしょう。
 音速の毎秒340mに稲光の後に音がした秒数を掛ければよい。
 光ってから3秒後に音がなったら340m×3=1020m先で落ちたことになります。

・雷が鳴るとおへそを隠すのは何故?
 雷発生時には急激に温度が下がるので、体調管理のために
 お腹を冷やさないようにする説、へそを押さえて低い姿勢をとって
 雷が落ちにくくするするためなどの諸説があるようです。


参考文献:『おもしろサイエンス雷の化学』
     妹尾堅一郎監修、雷研究会編、日刊工業社新聞社

〜 ○年○組、小谷野でした 〜


Fotolia_217353172_XS.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 17:25| 2018年

2018年08月23日

捲土重来(けんどちょうらい)〜南スペイン訪問[2]〜

小谷野です。

南スペインでは、718年から1492年まで700年以上に及ぶレコンキスタがありました。
世界史の教科書で目にした「レコンキスタ」は、国土回復活動、再征服活動などと訳され、イスラム支配からキリスト教徒が領土を取り戻した活動のことをいいます。
700年以上の戦いと聞くと、捲土重来(けんどちょうらい)、不撓不屈(ふとうふくつ)、などの言葉が思い起こされます。

この長い両者の戦いの影響で、アンダルシア州ではイスラム文化とキリスト文化の融合が至る所に見られます。

スペイン屈指の世界遺産であるアルハンブラ宮殿もその象徴です。
イスラム教徒の宮殿がカトリックによって陥落し、様々な手が加えられて装飾、模様に文化の融合が見られます。

また、アンダルシア州発祥のフラメンコ・ダンスもイスラムとカトリック文化が融合されていると言われています。
歌、踊り、手拍子、カスタネット、ギター伴奏があり、スペイン・ジプシーとイスラム文化が融合した独特の世界観があります。

ところで、フラメンコの「パルマ」と言われる手拍子は、手を打つ場所や手の形を変えることによって、何種類も異なる音が同じ手から出てくる手品のようです。
かけ声は、闘牛士にかける言葉で有名な「オレ!」、サッカーの応援でもよく耳にしますね。

また、タップダンスのような、靴の踵で様々な音とリズムを繰り出す姿は圧巻であり、タンゴとは異なり男女別々でソロで踊る場合が多いようです。
ちなみに、タンゴもイベリア半島発祥ですが、植民地政策によりアルゼンチンで発展しました。

*捲土重来:一度敗れた者が、再び勢いを取り戻して盛り返すこと。

〜 自宅でレコンキスタ(領地回復運動)、小谷野でした 〜

1.jpg
アルハンブラ宮殿

Fotolia_193319030_XS - コピー.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 16:21| 2018年

2018年08月16日

天才とストラディバリウス〜古澤巌さんコンサート〜

小谷野です。

「古澤巌のヴァイオリンの夜」全国ロードの最終日に行ってきました。
クラシックの枠組み超えた、古澤巌さんのバイオリン演奏は楽しい。

このツアーでは、彼はストラディバリウス(サン・ロレンツォ)を使いました。
時価は10億円とも言われています。
持ち主は、宗次徳二・直美ご夫妻、カレーハウスCoCo壱番屋の創業者です。
孤児院、極貧生活から贅を嫌う伝説の異端経営者、宗次徳二さんの生き方は、映画化もできると言われています。
宗次さんは2015年、ハウス食品にCoCo壱番屋の全株式を売却し、従来から深い造詣がある社会貢献活動に専心されています。

クラシック音楽の世界でも宗次ホールを建設、経済的理由で進学できない音楽家への援助、このような名楽器の無償貸与も行っています。

ちなみに、古澤さんが今回使ったストラディバリウスが次回お目見えするのは、10月に東京六本木ヒルズで行われる、ストラディバリウス展覧会だそうです。

ところで、クラシックという堅苦しさがない演奏会は大衆受けしているようです。
例えば今年5月に行われた、古澤巌、高嶋ちさ子、葉加瀬太郎3名のヴァイオリニストによるHats Music Festivalは、東京国際フォーラムAホール(定員5000人)が満員という異例の状況でした。

高嶋ちさ子さんの毒舌もあり、終始大笑いの渦に包まれる楽しい演奏会でした。

無関係ですが、古澤巌さん主演の「旅するイタリア語」(NHK・Eテレ)が再放送中ですが、視聴率は良いそうです。

〜 10億円の音色の違いが分かるか怪しい、小谷野でした 〜

20180816.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 15:32| 2018年

2018年08月09日

計画なきところに行動なし〜第118回のびよう会〜

小谷野です。

幕末の吉田松陰の言葉です。

「夢なき者に理想なし
理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし
実行なき者に成功なし」

確かに、夢や理想があっても具体的な「計画」がなければ、行動できません。
中小・中堅企業で、事業計画を作っていない会社が多く見られます。
アナログ的な計画が社長の頭にあるのみというケースです。
事業計画は、補助金の申請や税金猶予の事業承継の実務現場でも重要です。

さて、計画を作ったら「実行」ですが、ここではKPI(Key Performance Indicator評価指標)を設定しない会社が目立ちます。

例えば営業活動のKPIとして、週の営業訪問件数〇件、月間獲得新規顧客〇件などが該当します。
売上数値の達成状況だけ見ても結果論で、努力の過程が分かりません。

次に重要なのが「進捗管理」です。
我々のスタッフが第三者として、毎月取締役会に出席して事業計画やKPIの進捗状況を各部門責任者からの説明を聞いて質問をし、予算未達原因を協議してもらうサービスがあります。
これを毎月繰り返すことによって、ゼロ損益体質から黒字体質に大きく変貌する会社が数多くでました。
外部の人間から見られることによって緊張感が生まれ、「いつまでに何をする」を、各責任者がコミット(約束)することによって業績が好転していくパターンです。

社長さんがよく、経営コンサルタントを雇い入れても、目から鱗なんてコンサルは滅多にないとぼやきます。その通りかも知れません。
会社としてやるべきことは、社長が一番分かっているはずですが、具体的な行動計画や進捗管理が難しいというのが実情です。

どの会社も、大きなポテンシャルを持っています。
計画と行動、進捗管理が不足しているだけです。

今月の第118回のびよう会は、この事業計画にスポットをあてます。
8月22日(水)15時、夏場で少し時間がとれるようになったマネジメント層の方々、代々木にご参集下さい。( http://koyano-vp.com/page0120.html

〜 夢・理想・計画・行動があるのにうまくいかないゴルフ、 小谷野でした 〜


20180809.png
posted by 小谷野 幹雄 at 17:32| 2018年

2018年08月02日

バレンシア・オレンジ〜南スペイン訪問〜

小谷野です。

「観測史上最高気温」という言葉が飛び交います。酷暑お見舞い申し上げます。

スペイン南部を訪れる機会があったのでスペイン四方山話です。
地中海気候のスペイン南部は、昼間気温は日本と同じく30度超えで日差しが強く暑いので、シエスタという午後に3時間程度の休息をとる制度も頷けます。

しかし、7月8月の降水量はゼロに近く、一日中青空で雲を見ることがないほど湿気が少ないので、日陰や朝夕は涼しい場所でした。
このような乾燥した地中海気候はオリーブや葡萄、そしてオレンジの生産に適しています。

個人的に好物の、絞りたてフレッシュ・オレンジジュースが、どこにいっても目の前で絞ってくれる正真正銘のフレッシュであることに感銘しました。
日本では、一流ホテルが缶詰めジュースをフレッシュとして出す、メニューの虚偽表示が話題になりました。

ところで、日本ではオレンジと言えばバレンシア・オレンジが有名ですが、私はスペインのバレンシア州のオレンジだと思っていました。しかし、原産は米国カリフォニア州だそうです。
米国に移住して品種改良したスペイン出身の農家が命名したようです。

最後に、多少真面目な仕事話です。
スペイン国の法人税率はやや低めの25%、消費税率は基本21%と高めですが、軽減税率には10%と4%があり、ホテルやレストラン等が10%で、観光客には10%のイメージが残ります。

国は財政再建途上で、2017年失業率は17.1%、若年層(18−24才)は36%と相変わらず高いですが、暴動等はありません。
「将来を憂うより、今を楽しむ」スペイン気質、現地にいると染まります。

〜 フーゴ・デ・ナランハ(*)、 好物の現地名は覚える小谷野でした 〜


(*)Jugo de naranja スペイン語でオレンジジュース

Fotolia_68556158_XS.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 18:01| 2018年

2018年07月26日

2018年の天体ショー〜夏休みに3回も〜

小谷野です。

酷暑、お見舞い申し上げます。
気温40度超が各地で観測されました。百葉箱の中で40度ということは、道ばたでは50度を超えているのでしょう。
ちなみに百葉箱は、木製の風通しの良い構造で、熱を反射するように外側は白色に塗られ、地上1.2〜1.5mに設置されるそうです。

この地球上の大気から更に遠くに目線をあげてみると、今年は天体ショーの当たり年のようです。
今週末7月28日(土)は、皆既月食が見られます。
金曜日の深夜まで飲む方は、朝方千鳥足で空を見上げると観察できるかもしれません。
北海道・東北など北日本では観測が難しいようですが、東京では食の始めが3:24、皆既食のまま月の入りとなるそうです。南日本では、最後まで観察できそうです。

月食とは、月全体が地球の影に隠れてしまい、月面の一部または全部が暗くなる現象です。
真っ暗ではなく、地球の大気で屈折した太陽光が月に当たり赤銅色になるので、海外ではブラッド(血)ムーンと呼ばれます。ちなみに今年は1月にも見られました。

また、来週の7月31日火曜日には、火星が15年ぶりに大接近するので肉眼で見られます。
望遠鏡があれば火星の模様まで見られそうです。
米国のカリスマ起業家イーロン・マスクの移住計画で、2030年までに人を送ると言っていた火星です。

その後の8月13日にはペルセウス座流星群、12月14日はふたご座流星群の観察ができるようです。

今年は、異常気象を解明する気象学科や地球物理学科、星空を観測する天文学科と理学部が忙しくなりそうです。

ところで、天文学科の教授によると、宇宙の広さは人類が観察可能な範囲だけで、半径465億光年の球状だそうです。想像不能ですが、我々の日常は地球という小さな鳥かごの中のことのようです。

〜 鳥かごのドラマが宇宙規模、小谷野でした 〜


1.jpg

2.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 16:48| 2018年

2018年07月19日

他人を変えるのは難しい〜働き方改革法成立〜

小谷野です。

先進国中、日本の時間あたりの労働生産性の低さは突出しています。
米国比較では40%も低い水準にあります。(図参照)

一方、働き方改革の目玉として労働時間を減らすための法律がようやく国会を通過しました。
労働時間の長さに頼った会社経営ではなく、時間当たりの生産性の向上に取り組まなければなりません。

(主な改革関連法内容)
・残業時間の制限(大企業2019.4から、中小企業は2020.4より)
 年720時間、月100時間 2-6ヶ月平均で80時間以内
 月45時間超残業は年6回まで

・労働時間の客観的把握を義務づけ

・中小企業の割増賃金(2023.4より)
 月60時間以上は1.5倍に

・年間休暇104日以上、有給消化年5日以上 
 などなど・・

・脱時間給(2019.4より)
 一部、高収入専門職を労働時間でなく成果で評価

余談ですが、働き方改革に真面目に取り組んでいる社長が「自分を変えるのは易しいが、他人を変えるのは難しい」とぼやいていました。
この社長、労働時間の短縮を進める傍ら、残業が減って社員の収入が減ってはいけないと、生産性の向上を見越して大きな昇給をここ数年続けていました。

このような様々な改革を進めてきたにもかかわらず、自分の会社はブラックだと騒ぐ社員が出るそうです。

理由は、一部の社員の働き方改革が進まないからだそうです。
時間をかけてじっくり仕事をするスタイルを指導によっても変えられないのです。
本人に悪気もなく残業請求もしないそうですが、周囲は過度な仕事の指示、未払残業問題が発生していると捉えるようです。

経営者や政治家は本来マクロ視点、つまり全体が良くなっているかで評価されるべきですが、現実は異なり、ミクロ視点、うまくいかない例外事例を強調して叩かれるのが常のようです。

〜 経営者にも働き方改革が必要、3000時間超え小谷野でした 〜


無題.png
posted by 小谷野 幹雄 at 14:34| 2018年

2018年07月12日

母の生き写し、勧玄君〜7月大歌舞伎〜

小谷野です。

今月の歌舞伎座は、市川海老蔵さんとその息子堀越勧玄君の共演が昼夜ともあるのでチケット入手が相当難しいようです。
舞台で拝見した勧玄君の顔は、昨年乳がんで亡くなった小林麻央さんの生き写しでした。

昼間の部は秀吉の太閤記もので、明智光秀(中村獅童)の謀反の後、信長の後継者を決める会議で秀吉(海老蔵)が三法師(勧玄君)を抱いて後継者の地位を固めるお話です。

ところで、2020年の大河ドラマは、この謀反を起こした明智光秀を主役とする『麒麟がくる』に決まり、主演は長谷川博己さんのようです。
麒麟とは、仁のある政治(戦国を終わらせる)と現れる聖なる獣のことで、才能と人徳を兼ね備えている人も麒麟にたとえます。

この明智光秀といえば転職を重ねていく出世魚です。
斎藤道三に仕え、将軍足利義昭に仕え、そして織田信長の盟友となり、大出世を遂げました。
これだけ見事に転職できるのですから、相当な能力があったのでしょう。
中途入社には冷たい成熟企業(普通の大名家)と違い、新興企業(織田信長)の能力主義を徹底した組織の中で目覚ましい出世を遂げたのだと思います。

時代も味方しました。
安定した時代には家柄や年功を重んじるので、光秀のような転職組の出世は難しかったかもしれません。

さて、重用された後の明智光秀謀反の謎は大河ドラマを観ることにします。
歌舞伎座夜の部の源氏物語は、歌舞伎がオペラと能楽を融合し、プロジェクションマッピング技術まで取り込んで進化した舞台となっています。
色事華やかな時代のこと、年配の女官が「恋は闇を照らす人生の光、私は生涯現役」と意味深なことを言っては観客の笑いをとっていました。

〜 闇がないから光に気づかない、小谷野でした 〜


20180712.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 15:16| 2018年

2018年07月05日

株主総会、様変わり〜対応には専門能力〜

小谷野です。

先週は、上場会社の株主総会の開催が集中した週でした。
私も役員として連日壇上の人となりました。

私が社会人となった頃の株主総会とは様変わりです。
昭和の株主総会は総会屋と対決(恭順)するのが最大の課題でした。
当時、総会屋担当になった社員は反社会勢力との対応で、肉体的にも精神的にも大変で、さらにその家族を守るため会社の社員名簿から削除されました。

しかし、今考えてみれば、特殊株主の議決権数は僅かで決議に影響しません。
総会において騒がれたくないという、法律論とは全く関係ない理由で対応していたことに空しさを感じます。

現在は多くの株主が意見を主張する場になり、ファンドなどのモノ言う株主からは、毎年多くの株主提案がなされます。
物言う株主は、法律に準拠した正規の提案ですから、法律的である意味総会屋よりも対応が難しい仕事になります。

総会での決議事項も大きく変わりました。
上場会社は、決算について株主総会の承認が不要になりました。
また配当金の金額も取締役会で決めて総会決議にしない会社もあります。

最近の会社提案の決議事項で重要なのは役員の選任議案です。
収益性(ROE)が低い経営陣には役員選任の反対票が入る傾向があります。
50%台の賛成票で薄氷の再任役員もでます。

このように、会社提案に反対票も常に投じられる時代です。

全く余談ですが、株主優待制度が目的で株式投資をする人は少なくありませんが、株主総会の手土産目当てで総会に出席する方も多いようです。手土産を廃止して、総会の出席者数が激減した会社もあります。
株主総会おみやげ事情なるHPもあり、おみやげの推定金額の記載まであります。

〜 家ではいつも異議ありと言われる、小谷野でした 〜

Fotolia_210540963_XS.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 18:00| 2018年

2018年06月28日

WHOがゲーム障害を認定〜リアルとバーチャル〜

小谷野です。

今週事務所すぐ近くの代々木駅前の居酒屋で立てこもり事件が起き、通行規制や駅へのアクセスも制限され大変な迷惑でした。
幸いケガ人はありませんでしたが、富山で21才の若者が交番で警察官を刺し殺し拳銃を奪い、さらに工事警備員を射殺した事件も報じられています。

今月上旬には22才の若者が新幹線の中で、無差別に人を切りつけ、制止しようとした人を刺殺したりと残忍な報道が絶えません。この犯人たちには、リアルの残忍さの感覚がないようです。バーチャルのゲーム内のような感覚で殺人しているようにも思えます。

ところで今月、世界保健機構(World Health Organization)が、ゲーム障害(Gaming disorder)という病気を認定し国際疾病分類(ICD)に追加しました。
ゲーム愛好家の2−3%がこの病気に分類されるそうです。

この疾病の兆候は、

 1.ゲームをする時間や場所などに対する抑止力の欠如
 2.ゲームの優先度が他の生活上の興味や日々の活動を上回る
 3.悪影響が見られるにもかかわらずゲームへの没頭が継続、激化する 

疾病の特徴はギャンブル依存症に近いようですが、症状の追加が必要ではないでしょうか。
「リアル(現実世界)とバーチャル(ゲーム内仮想現実)の区別が困難になる」です。

しかし一方で、リアルとバーチャルを融合する世界を追い求めているビジネスの世界があります。
デジタルネイチャー、ミクスド・リアリティ−という世界を研究している人たちもいます。
将来、人形や映像の異性に恋することも現実にう起こりそうです。
リアルとバーチャルの境界線を無くすビジネスが成長する一方、明確に区別できる心の鍛錬も必要なようです。
〜 美女に囲まれ、夢か現(うつつ)か幻覚か 〜


20180628 - コピー.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 16:04| 2018年

2018年06月21日

心づくしの相場〜6月大歌舞伎〜

小谷野です。

今月の歌舞伎座の夜の部の「巷談宵宮雨(こうだんよみやのあめ)」では、妙蓮寺住職だった龍達(中村芝翫)がお寺に埋めて隠した金100両の発掘を甥(尾上松緑)に依頼したところ、見事に甥が発掘に成功して戻ってきました。

お礼を3割の30両位と見込んでいた甥が、お礼がたった2両であったことに腹を立て、叔父を殺して100両を奪うシーンがあります。

芝翫(橋之助)のケチケチぶりの演技が見物なのですが、1割位のお礼をすれば殺されずに済んだのかも知れません。

先週末のアラ還(60才に近い)の友人の結婚式では、ご祝儀の金額で悩んでしまいました。このような祝儀、御礼、心づくしの金額にはいつも悩まされます。
海外旅行でも、スマートな旅行者であるためのチップの相場を頭痛の種と感じる人も多いのではないでしょうか。

ところで、法律でお礼について定めているのは遺失物法28条1項でしょうか。
落とし物の返還を受ける場合には拾い主に5−20%の報労金を支払う事(義務)になっています。
やっぱり、前述歌舞伎の欲深叔父さんの2両(2%)の御礼は少なすぎたようです。
同時演目の「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」も、団七九郎兵衛を人間国宝である中村吉右衛門が、お辰を中村雀右衛門が熱演中で見物です。

〜 無償(見返りを一切求めない)の愛はあるのか、小谷野でした 〜


20180621.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 13:56| 2018年

2018年06月14日

七つの習慣〜人生を幸福に導く〜

小谷野です。
書棚を整理していたら、米国の経営コンサルタントDr. Covey(2012年没)の
ベストセラー『七つの習慣』が出てきました。
成功には原則があり、人を幸福に導く原則として書かれた物です。
 
(第一の習慣)主体的であること
 主体的でない人は、仕事のミスも、育ちや家庭環境、星占いの結果も、
 異性に振られるのも、他人や社会のせいにする。
 自分の性格や行動を決めているのは、自分のはずだ。

(第二の習慣)終わりを思い描くことから始める

(第三の習慣)最優先事項を優先する
 1.緊急で重要なこと・・・締切のある仕事、重要な約束、病気災害対応
 2.緊急だが重要でないこと・・・電話対応、メール対応、緊急の来客対応 
 3.緊急性はないが重要なこと・・・人間関係作り、健康維持や自己啓発、
                 仕事の計画・準備
 4.緊急性はないが重要でもないこと・・・ゲーム TV

(第四の習慣)WIN‐WINを考える

(第五の習慣)まず理解し、そして理解される
       相手の言うことをよく聞く傾聴
 第一段階 相手の言葉のキーワードを繰り返す
 第二段階 相手の話の内容を自分の言葉で置き換えて言い直す
 第三段階 相手の感情に、自分の言葉であいずちを打つ
 第四段階 二と三を同時に行う
 言葉の正しさでは人は動かない 論破はできても相手の心を閉ざしてしまう。

(第六の習慣)シナジーを創り出す

(第七の習慣)刃を研ぐ
 肉体、精神、知性、情緒などをバランス良く磨き、自身の資源を維持する

 何年かぶりに目にしましたが、いまだに啓蒙されます。

〜 夜更かし、暴食、ネオン街・・悪習漬け 小谷野でした 〜


Fotolia_208262997_XS - コピー.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 17:10| 2018年

2018年06月07日

モノの動きのパラダイムシフト〜フリマサイトが急成長〜

小谷野です。

邦画として21年ぶりにカンヌ映画祭最高賞パルムドールを受賞した是枝監督の「万引き家族」が、今週末封切りされます(祝)。

ところで、小売業の経営者の方が、昨今万引きが増えて困っていると言っています。
店舗内の警備員の数を増やしたり、従業員不正の牽制のためにバックヤードにも多くの防犯カメラを設置したりと、コスト上昇をぼやいていました。

その根拠は、商品(棚卸資産)ロス率の上昇のようです。
少し堅い話ですが、商品ロス率は
(1)外部ロス(2)内部ロス(3)管理ロスに分けられます。

(1)外部ロスは、店舗に来た顧客の万引きです。
(2)は従業員や業者の万引きです。
(3)管理ロスは管理上のミスで商品の数え間違いや、レジの打ち間違いのロスです。

この数年でロス率1%台から4%台まで上がっている小売の会社もあり、
紛失した商品は、市場で流通量の多い「定番商品」または「人気商品」に
偏っているので、上記(1)(2)が疑われているようです。

この「商品ロス」は、「値引き」や「商品評価損」などとは比較にならない損失を会社に与えます。
ロスは値引き100%ですから、利益率が20%の商品なら5個売った利益が1個のロスでなくなります。

この背景には流通の大きな変化が指摘されています。
フリマサイトの成長で、個人が誰でも「モノ」を簡単に(高く)売れるようになりました。
従来、一般人が物を売るには、まずは知人友人に声をかけ、リサイクルショップ、バッタ屋で換金していましたから、足下を見られて安く買い叩かれることも多かったそうです。
最近のフリマサイトによる個人の販売力は、リサイクル業界にも大きな影響が出ており、モノの動きのパラダイムシフト(個人から個人)が始まっているようです。

〜 フリマサイトでも売れない不良在庫、小谷野でした 〜

Fotolia_197956331_XS - コピー.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 14:55| 2018年

2018年05月31日

ルールは何のためにあるのか〜面白、安全、共生、成長〜

小谷野です。

日本大学のアメリカン・フットボール部の反則問題は、「スポーツとは、ルールとは」と再考させられる事件でした。

私の息子も高校時代にアメフト部に所属していました。
ポジションはワイド・レシーバー(WR)で、クォーターバック(QB)の投げたボールをキャッチする役割でした。
ジャンプした瞬間の無防備な状態で相手タックルを受けることもしばしばで、毎試合のように担架で運ばれていました。

フルコンタクト・スポーツのルール内とはいえ、息子が無防備な状態でタックルを受けるのを見続けてきた親として、今回の日大の反則プレイのビデオを見たときは、「これはスポーツではない、傷害事件だ!」とTVに大声で叫んでしまいました。

ルールの存在意義は、スポーツを楽しくする、面白くする、安全にプレイする、考える選手を育てるなど数多くあげられます。

サッカーでも、イエローカードやレッドカードがなければ、怪我人が続出します。
ちなみに法務省HPでは、ルールとは共生のため、相互尊重のため、生活を豊かにするため、紛争を解決するためのものとあります。

ルールを冒涜し、恐怖や暴力で組織を統治した独裁者の末路は、いつもミゼラブル(miserable)。

〜 家の沢山のルールが覚えられない、小谷野でした 〜

1.jpg

2.jpg

3.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 17:17| 2018年

2018年05月24日

価値観が違うから結婚した〜結婚観いろいろ〜

小谷野です。

朝丘雪路さんの訃報報道で心に残る言葉がありました。
夫の津川雅彦さんの言葉で、「性格が不一致、価値観が違うから結婚した」です。
世の中のカップルや夫婦を幸せにする(救う)言葉に感じました。

価値観の違いは、大抵マイナスと捉えられます。
「価値観が違うことがわかったから離婚する」という具合です。
考えてみれば、価値観が全く同じ人との生活は、つまらないものかも知れません。
会話の範囲も相手の意見も判断も同じでは、驚きもなく、ワクワク感も生まれないでしょう。

さらに、狭い価値観の中での僅かなすれ違いを大きく感じて、破綻を招いているのかも知れません。
「価値観が違うから結婚する」は、世の中のカップル・夫婦のみならず、人間関係の悩みを大きく軽減する言葉に感じました。

マネジメントの世界では現在、人材のDiversity(多様性)の重要性が叫ばれています。
同じ価値観を持つ人間だけで組織が構成されたら、新しいアイデアも少なく、種々の変革も、大きなマーケットを相手にすることも難しいからと言われます。

生涯3回しか料理をしなかった女優、朝丘雪路さん。
周りを驚かせ、ワクワク感を振りまいたのかも知れません。(黙祷)

〜 価値観が違うことを楽しもう! 小谷野でした 〜


Fotolia_176583065_XS - コピー.jpg
posted by 小谷野 幹雄 at 17:35| 2018年