2017年10月05日

イグノーベル賞〜ばかばかしいけれど、考えさせられる〜

小谷野です。

現在ノーベル賞受賞者の発表が続いていますが、今回は裏のノーベル賞、イグノーベル賞についてです。
イグノーベル賞のコンセプトは、
「ばかばかしいけれど、考えさせられる。(Make you LAUGH, then THINK!)」。
ノーベル賞受賞者も出席する愉快な授賞式が毎年9月に、ハーバード大学で開催されます。

日本人はなんと11年連続の受賞です。今年は、北海道大学と慶応大学の吉澤・上村准教授による、ブラジルの洞窟にいる、雄と雌の性器が逆転している新種の虫を発見したことで受賞しました。
ちなみに昨年は、立命館大学の東山教授の、股の間からモノを見た視覚効果の研究でした。

本年の他の受賞例は、コーヒーカップを持って後ろ向きに歩けばコーヒーのこぼれが少ないことの発見(ただし、つまずいてひっくり返ることがあるとの注釈あり)、老人の耳が長い証明(引力で年0.22mm伸びるそうです)などなど、愉快な研究内容に溢れていました。

過去の受賞例を見ても、
・キツツキは何故、頭痛がしないかの研究
・十代の若者にしか聞こえない周波数の音で若者撃退機を発明したこと、また逆に活用して、大人には聞こえない携帯電話の呼び出し音(授業中も使える)の開発
・警官が賄賂を受け取ることを拒否した場合に、その警官に報酬を与えたことに対して、タイ王国首都警察に経済学賞が贈られています。

過去の受賞内容はどれも面白すぎて、挙げるときりがありません。
思いつきですが、美女度、イケメン度などの珍新単位の研究をしたら受賞するかも知れません。

〜 イケメン度0.001、小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 16:48| 2017年

2017年09月28日

食事は野菜から手をつける〜スモール・チェンジ〜

小谷野です。

先日ご紹介した健康経営では、従業員の食生活、運動など幅広い分野のあり方を提案します。
日常的な、僅かな改善(スモールチェンジ)が病気の予防、健康維持に役立つからです。

キャッチフレーズの事例です。

・「食事は、まず野菜から」:
 食物繊維が豊富な野菜、豆類、きのこ類等々をまず食べることによって、
 急激な血糖値の上昇が抑えられます。
 糖質が多いごはんは、その後に採ることによって血管など循環器系の健康に貢献します。

・「プラステン(+10)」:1日あと10分体を動かすキャンペーンです。
 都会の人は車から電車利用へ、地方の方はいつもの駐車場から少し遠くに駐めて歩きましょう。
 健康寿命が延ばせます。

・「20秒ストレッチング」:柔軟性を増し、自律神経の正常化、心拍数の低下、動脈硬化度を抑えるために
 も、心理的なリラクゼーションにも効果があります。

〜 (今は)タクシー乗って、肉から食べてしまう 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 14:18| 2017年

2017年09月22日

ホワイト企業になろう〜健康経営〜

小谷野です。

健康経営の取り組みについて知る機会がありました。
企業経営において従業員の健康状態に起因するマイナスの影響を軽減し、企業の生産性向上を図る試みです。
経済産業省、全国の商工会議所を中心に推進しています。

2017年から経済産業省主管で健康経営優良法人制度がスタートしています。
最近マスコミで話題の、従業員をおろそかにする「ブラック企業」の対極にある「ホワイト企業」を目指す制度といってよいでしょう。
現在までの認定は中小・大規模法人部門合わせて、初年度318法人だったそうです。

また、上場会社対象に「健康経営銘柄」という選定制度があります。
2014年から経済産業省が東京証券取引所と共同で従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を「健康経営銘柄」として選定するようです。

毎年業種毎に選定する制度で、2017年は24社が選定されました。
優れた人材の確保のためにもホワイトのレッテルは重要です。

私どもの組織も取り組みを始めました。


<参考リンク>
■経済産業省 「健康経営優良法人認定制度」

■経済産業省 「健康経営銘柄」

■商工会議所

■日本政策金融公庫総合研究所「中小企業の健康経営」

■NPO法人 健康経営研究所

〜 夜行活動もホワイトに 小谷野でした 〜

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posted by 小谷野幹雄 at 16:56| 2017年

2017年09月15日

美人画の世界〜上村松園展〜

小谷野です。
美人画の巨匠、上村松園(明治8〜昭24)展を観てきました。

山種美術館の創設者が上村松園と親しかったこともあり、山種美術館は数多く松園の作品を保有しています。

明治後期から昭和初期時代の美人画家といえば、東京の鏑木清方、京都の上村松園です。
個人的には、画家が女性であることが影響しているのか分かりませんが松園がお気に入りです。
的確に説明ができませんが、ご本人は、「女性は美しければよい、という気持ちで描いたことは一度もない。
一点の卑俗なところがなく、清澄な感じのする香り高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである。」と語っています。

その他の美人画家としては、大正ロマンの竹久夢二やノスタルジーと少しのエロティシズムの伊東深水(朝丘雪路の父)等々が挙げられます。

ところで、伝統的な日本美人は、切れ長の細い目が象徴ですが、最近の美人定義は異なり、目を大きくするための目頭切開整形が流行しているそうです。

〜 美人もいろいろ、家の中をうろつくも美人? 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 17:28| 2017年

2017年09月08日

“YES” changed my life〜はい、喜んで〜

小谷野です。

ションダ・ライムズ(Shonda Rhimes)さんのプレゼンテーションを聴きました。
ションダさんは、米国のTVプロデューサー・脚本家であり、全米(全世界)でのヒットメーカーです。
彼女の作品には年間400億円もの制作予算がつき、タイタン(神)と呼ばれています。
仕事が大好きで、懸命に働くことに何の疑問も持たない。
そんな彼女も働き過ぎ、燃え尽き、仕事が嫌いになった時期があったそうです。
そんな時に、彼女はある事を行って元の情熱を取り戻しました。

それは、従来ならNOと即答する、不安や苦手なオファーにも、全てYESと答える実験でした。
幼い娘の「一緒に遊んで」に、どんなに忙しくてもYESと答えて一緒に遊び、講演会やTV生出演は大嫌いでもYESと答えていくと、恐怖心、社会不安が無くなり、スランプ前の仕事への情熱を取り戻すことができたそうです。

”YES” changed my life.

YESという一言の力が驚くべきモノであったと語っています。

昭和の時代、私が新入社員だった頃、先輩に言われました。
先輩・上司の指示には全て「はい、よろこんで」と返事をしなさいと。
今ならパワー・ハラスメントとして問題になりそうですが、仕事を選ばず目の前の事に全力投球する姿勢、何よりも人間関係がスムーズにそして拡大していくのが実感できました。

〜 ゴミ出して はい喜んで! 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 14:05| 2017年

2017年08月31日

自立していない防衛?〜ミサイルから守れるのか〜

小谷野です。

北朝鮮のミサイル関係の報道が続いています。
先日、防衛問題に詳しい社長さんの話を聞く機会がありました。
その方の意見では、日本は自国をミサイルから守る防衛力は持っていないとのことでした。

飛んでくるミサイルを打ち落とす能力はもとより無く、敵地のミサイル基地を攻撃する戦力も持っていないそうです。戦闘機は40年以上も前の飛行機、空対空の装備はあっても、空対「地」の装備はなく、ミサイルが地上に落ちる直前に打ち落とすパトリオットなどは命中精度は低く、命中しても被害が大きい等・・・素人の私には難しい、自衛隊のマニアックな装備の話を熱く語っておられました。
話を伺うと、日本の防衛は自立しておらず、同盟国や国際社会依存なのかもしれません。

ところで、2016年10月、国連の核兵器禁止条約に日本は賛成でも棄権でも無く、反対票を投じました。(賛成多数で可決。)
同盟国の核傘下にいるが故の、我が国の選択であったようです。
この国連決議への反対票は「政治的」には理解できても、被爆国民として「心情的」には理解が難しいです。

〜 妻の爆弾も怖い、小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 14:06| 2017年

2017年08月24日

不差別の強調〜多様性の維持手法〜

小谷野です。

大統領が人種差別を強く否定しなかったことで、米国内で深刻なデモが多発しています。
この国が人種のるつぼであることを再認識させられます。
米国の最大の強みである「多様性」を維持していくには、そのリーダーは常に「極端に」公平、公正、不差別を全面に打ち出す必要があります。

米国のマイノリティ(*)と言われる人の割合は毎年上昇を続け、2010年の国勢調査で37%まで上昇し、州によっては既に50%を超えています。
今後生まれる有色の子供が大人になる頃には、マイノリティでは無くなっているでしょう。

ところで、米国の友人が肯定している逆差別があります。
組織内では、黒人、女性、障害を持っている人の出世が早い傾向があると言います。
米国社会でタブー視されている差別要素が3つも重なると、不差別を強調するための人事評価が存在すると言います。
多種多様な人種や民族を抱えて、多様性を尊重していくためには、ある程度はやむを得ない現象なのでしょう。

ところで、日本も少子化、労働力不足によって、外国人労働者や移住者が大きく増加することが予想されています。将来日本のリーダーが、差別の完全否定発言を「大げさに」しなければ、今の米国と同じ事が組織単位でおきるでしょう。

(*)非ヒスパニック系の白人以外の人種や民族。

〜 パパのおかず質素、差別だ 小谷野でした 〜


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posted by 小谷野幹雄 at 15:00| 2017年

2017年08月16日

MITラボ所長の提言〜現代を生き抜く9の原理〜

小谷野です。

日本人として初めてMIT(米国のマサチューセッツ工科大学)メディアラボの所長になった伊藤穣一氏著、先月出版の『9の原理(プリンシプルズ) How to Survive Our Faster Future』を盆休みに読みました。

伊藤氏はNHKの「スーパープレゼンテーション(*)」の司会者といった方が分かりやすいかもしれません。
デジタルガレージ等IT業界での起業、ベンチャーキャピタリスト、NYタイムズ、CCC(ツタヤ)等々の社外役員を務めています。
秒進分歩(日進月歩)のIT業界で不可欠な原則ですが、成熟した業界でも十分に参考になります。

1.権威より創発
2.プッシュよりプル
3.地図よりコンパス
4.安全よりリスク
5.従うより不服従
6.理論より実践
7.能力より多様性
8.強さより回復力
9.モノよりシステム

プル:必要な情報や資源は抱え込んだりせず、必要に応じてネットワークから取り出す。
マイクロソフトが作った辞書エンカルタは、高価で高度に専門的に設計されたプッシュ思考の製品であったが失敗し、プル型のウィキペディアは成功した。

コンパス:予測不能な世界では、詳細な地図よりもコンパスを持って創造性と自主性で自分の行くべき道を見つけていくことが重要。

〜 海図なき大航海時代のAI&IT業界 小谷野でした 〜



(*)様々な分野で世界最先端を走っている人たちのプレゼンが行われる、TEDカンファレンス(NYが本部)から抽出して番組を編成。


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posted by 小谷野幹雄 at 14:39| 2017年

2017年08月10日

福山城(広島県)〜日本の名城訪問〜

小谷野です。

新幹線の福山駅の目の前にそびえる天守閣を見つけ途中下車しました。
名称は福山城(久松城・葦陽城)、公益財団法人日本城郭協会が定めた日本100名城にも入っています。
新規での大型築城としては江戸時代最後の城と言われています。

福島正則が広島城の改修工事をめぐり、武家諸法度違反で改易されたことから、徳川家康の従兄弟である水野勝成が、西国の外様大名に対する防御の意味から転封して築城しました。
築城には江戸幕府の支援手厚く、京都の伏見城から月見櫓をはじめ多くの櫓が移築されました。
しかし、250年後の幕末においては、家康が目論んだ役割を果たすことはできませんでした。徳川幕府のための長州征伐においても、その後の新政府軍の進行を阻む活躍もありませんでした。

〜 新幹線のホームから天守閣が見えます 小谷野でした 〜




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posted by 小谷野幹雄 at 14:06| 2017年

2017年08月03日

病気の定義〜大賑わいの病院〜

小谷野です。

久しぶりに健康診断を受けました。
血液検査等の一般検診は、生活習慣病のチェック、改善動機付けには重要です。
結果は、すべての検査項目で問題がないとの判定でありました。

今回、大きな病院の予防センターで受診したのですが、気になったことがあります。
病院内は、人(患者)だらけ、大賑わいなのです。
週何日も病院に通い、複数の診療科をはしごする人たちが数え切れないほどいるそうです。
しかし、よく観察してみると、多くの方が普通に歩行し、明るい顔で談笑し、病人には見えませんでした。
人が群がるイベント会場のようでした。

米国在住中に目にしたのは、日本の内科を忙しくさせる風邪という症状では、誰も病院には行かないことです。
近くの薬局で購入した数ドルのアスピリンを服用、自宅安静で終わりでした。
よほどの重い症状でない限り、病院もまともに相手してくれません。

かつて、日本の高血圧の定義が最高値160mmHgから140mmHgに下げられ、日本で4000万人以上が患者となりました。国民の3分の1を病気認定する基準は正しいのでしょうか。降圧剤の製薬業界は大賑わいですが。

医療費は40兆円を超えても、その増加スピードは止まる兆候がありません。
国家財政が破綻間近の国でおきていることです。
タクシー感覚で救急車を使い、入院日数はできるだけ伸ばす人が絶えない、この国の病気の定義は正しいのでしょうか。

〜 健康なお前には分からない!(先輩方の声) 小谷野でした 〜



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posted by 小谷野幹雄 at 14:41| 2017年